到達目標
1.環日本海諸国(韓国のソウル、ロシアのウラジオストク、台湾の台北市)での生活体験を通して、韓国語、ロシア語、中国語を正確にかつ積極的に使うことの重要性を認識するとともに、その達成に努力することができる。
2.環日本海諸国での生活体験を通して、韓国語、ロシア語、中国語の背景にある固有の文化的特徴に気づき、これを理解し自己の中に新たに構築しようと努力することができる。
3.本研修にかかる全ての準備、実施、事後報告の活動を通じて、規則、約束、期限を遵守でき、言語的コミュニケーションを軸にして主体的に生活できるようになること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
環日本海諸国語の理解力と運用力 | 韓国語、ロシア語、あるいは、中国語を正確にかつ積極的に使うことの重要性を認識するとともに、その達成に努力することができる。 | 韓国語、ロシア語、あるいは、中国語を正確に使うことの重要性を認識し努力することができる。 | 韓国語、ロシア語、あるいは、中国語を正確かつ積極的に使うための努力しない。 |
異文化コミュニケーション | 韓国語、ロシア語、中国語の背景にある固有の文化的特徴に気づき、これを理解し自己の中に新たに構築しようと努力することができる。 | 韓国語、ロシア語、中国語の背景にある固有の文化に関心を持つことができる。 | 韓国語、ロシア語、中国語の背景にある固有の文化に関心を持つことができない。 |
言語的コミュニケーション | 規則、約束、期限を遵守でき、言語的コミュニケーションを軸にして主体的に生活できるようになること。 | 規則、約束、期限を遵守でき、主体的に生活できるように努力をすることができる。 | 言語による主体的な生活を作ろうとしない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
環日本海諸国異文化実習は、韓国ソウル市にある延世大学語学堂、ロシア・ウラジオストク市にあるウラジオストク連邦総合大学、あるいは、台湾の台北市にある台湾師範大学の各地において、毎夏実施している3週間の異文化体験実習である。この研修への参加者は、4月から8月の出発までに5回程度のガイダンスと7月中に実施する6時間程度の語学事前集中セミナーに参加することが義務付けられている。現地では、午前中は語学の授業、午後は現地の自然や設備を使った様々な活動やフィールドトリップに参加する。生活の基盤は大学の寮であり、現地の学生生活と日常生活を通した異文化理解体験の場を提供する。帰国後は、所定のレポートと現地での学業成績や出席状況を提出して単位が付与される。
授業の進め方・方法:
事前ガイダンス、現地研修参加、及び、事後報告書と成績、出席証明の提出に基づいて委員会において承認され、「認」、「不認」で評価される。
注意点:
この研修への参加条件として、学内で学生処分の経歴を有する者は参加することができないので注意のこと(詳細は研修担当者まで)。
引率者は出発から冒頭の1週間学生に随行して、諸問題の解決を支援する。
世界情勢や感染症等によって中止やオンラインでの実施の場合がある。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
出発前ガイダンス(1) |
参加者の自己紹介、抱負の共有、リーダー・副リーダー決定、プログラム登録書類の作成指導
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2週 |
出発前ガイダンス(2) |
携行品、生活上の注意、旅行保険の加入等
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3週 |
出発前ガイダンス(3) |
保護者同伴ガイダンス、費用の納入、携行品の確認
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4週 |
出発前ガイダンス(4) |
現地情報の提供
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5週 |
出発前ガイダンス(5) |
緊急連絡体制の確認、出発時間・場所の確認
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6週 |
現地第1週目 |
午前:語学の授業、午後:アクティビティー、放課後:大学寮
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7週 |
現地第2週目 |
週末(土・日)は、大学寮で過ごす。
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8週 |
現地第3週目 |
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2ndQ |
9週 |
帰国後ガイダンス |
研修中に遭遇した問題点の反省、単位認定に必要なものの確認
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10週 |
レポート作成、成績証明書、出席証明書 |
必要書類の期限内提出
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11週 |
単位認定 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート・発表 | 相互評価 | 出席・態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 80 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 40 | 0 | 10 | 0 | 0 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 40 | 0 | 10 | 0 | 0 | 50 |