演劇作品について、物語の読解だけではなく、舞台装置、照明、衣裳、音楽、小道具、俳優の身体の効果など、基本的な演劇の知識を習得する。また様々な演劇のジャンルに触れることで日本文化を知り、また我々が生きる時代や社会と芸術との関連について学んでいく。加えて作品に対する自分の考察、分析、調査等を書く力および議論するスキルも身につける。
概要:
この講義では、主として演劇(舞台芸術)について学んでいく。演劇は舞台装置、照明、衣裳、音楽、小道具…そして俳優の身体を通して物語世界が舞台上にあらわれるところに面白さがある。このような演劇の特徴を知り基本的な知識を深めながら、作品を読解・鑑賞していく。加えて作品に対する自分の考えを書く力、議論するスキルも養っていく。
授業の進め方・方法:
最初に演劇(舞台芸術)について基本的な知識を講義する。その後、いくつかの作品を鑑賞し、それについて観劇レポートを書く。受講者たちのレポートを共有することで、様々な考えがあることを理解しながら作品および演劇の理解を深めていく。
注意点:
できれば実際に演劇を鑑賞してみてください。なお、状況に応じて、受講生と相談のうえ、授業内容を変更する可能性がありますがご了承ください。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 国語 | 国語 | 文学的な文章(小説や随筆)に描かれた人物やものの見方を表現に即して読み取り、自分の意見を述べることができる。 | 3 | |
常用漢字の音訓を正しく使える。主な常用漢字が書ける。 | 3 | |
報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。 | 3 | |
報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。 | 3 | |
新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 3 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | |