到達目標
・伝統的マーケティングとデジタルマーケティングの差異を理論的に理解する。
・デジタルマーケティングの基幹戦略を自分で立てられるようになる。
・BtoBマーケティングの特徴とtoCとの差異を理解し、実践で応用できる知識に昇華させる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 伝統的マーケティングとデジタルマーケティングの差異を理論的に理解し、自分の言葉で正確に説明できる。 | 伝統的マーケティングとデジタルマーケティングの差異を理論的に理解する。 | 伝統的マーケティングとデジタルマーケティングの差異を理論的に理解できておらず、自分の言葉でも説明できない。 |
評価項目2 | デジタルマーケティングの基幹戦略を自分で立てられるようになる。 | デジタルマーケティングの基幹戦略について理解し、不十分ながらも自分で立てられるようになる。 | デジタルマーケティングの基幹戦略について、理解が及ばず自分で立てられない。 |
評価項目3 | BtoBマーケティングの特徴とtoCとの差異を理解し、実践で応用できる知識に昇華させる。 | BtoBマーケティングの特徴とtoCとの差異は理解できている。 | BtoBマーケティングの特徴とtoCとの差異の理解が不十分で、実践で応用できる知識になっていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目は、4年次開講の「マーケティング論」で扱った学習内容を基礎とし、実生活や社会の中で密接に関わる「デジタルマーケティング」と「BtoBマーケティング」の特徴を理解したうえで、変化の激しいDX時代におけるマーケティングの潮流を柔軟に捉えることを目的とする。
なお、この科目は、人材広告会社で実務経験のある教員が、その経験を活かし、実践的な見地から授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で進めるが、学生への発問などを通じて、授業への積極的な参加・意見交換を期待する。
講義で使用するスライドは事前にデータを配布するので、一読し予習をしたうえで授業に参加することが望ましい。
注意点:
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験は、前期末試験と同等程度の筆記試験にて評価する。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
なお、本科目は学修単位を得るため、60時間相当の授業時間外学習を求める。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行うこと、適宜指示するレポート等研究活動に取り組むこと
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス/デジタルマーケティングとは |
本講義の目的と内容について理解できる。 デジタルマーケティングの基本的概念と特徴について理解できる。
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2週 |
デジタル社会の消費者行動 |
デジタル社会における消費者行動の特徴とタッチポイントの変化について理解できる。
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3週 |
デジタル社会のビジネスモデル |
プラットフォームとネットワーク効果について理解できる。
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4週 |
デジタル・マーケティングの基本概念 |
デジタル社会におけるSTPやマーケティング・ミックスの変容について理解できる。
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5週 |
デジタル・マーケティング戦略①製品戦略の基本と拡張 |
デジタル社会における製品戦略の基本について理解できる。 クラウドソーシングやイノベーション・コミュニティについて理解できる。
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6週 |
デジタル・マーケティング戦略②価格戦略の基本と拡張 |
デジタル社会における価格戦略の基本について理解できる。 消費者間取引における価格の役割や電子決済システムについて理解できる。
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7週 |
デジタル・マーケティング戦略③チャネル戦略の基本と拡張 |
デジタル社会におけるチャネル戦略の基本について理解できる。 消費者間取引の仕組みやシェアリングエコノミーについて理解できる。
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8週 |
デジタル・マーケティング戦略⑦プロモーション戦略の基本と拡張 |
デジタル社会におけるプロモーション戦略の基本について理解できる。 広告とクチコミ、バンドワゴン効果とスノッブ効果について理解できる。
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2ndQ |
9週 |
デジタル社会のリサーチと情報システム |
探索的リサーチと検証的リサーチの特徴と差異について理解できる。 クラウドの全体像とアジャイル開発の特徴について理解できる。
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10週 |
BtoBマーケティングの基本的枠組み |
BtoBマーケティングの基本的枠組みについて、toCとの比較から理解できる。
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11週 |
BtoBビジネスにおけるターゲティング |
事例から、BtoBビジネスにおけるターゲティングの特徴について理解できる。
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12週 |
BtoBビジネスにおける顧客関係管理 |
BtoBビジネスにおける顧客関係管理の特徴と関係性パラダイムについて理解できる。
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13週 |
ブランディングによるインサイドセールスの強化 |
BtoBマーケティングにおけるブランディングの重要性について理解できる。
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14週 |
BtoB企業によるビジネス講義 |
BtoB企業によるビジネス講義を通じて、BtoB市場の特性やマーケティングの独自性について理解できる。
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15週 |
期末試験 |
当期の学習内容の定着度を確認する。
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16週 |
フィードバック&成績確認 |
答案返却と試験の解説を行い、学習内容の理解度を確認する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | グループワーク | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 45 |
専門的能力 | 30 | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 35 |
分野横断的能力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |