国際ビジネス論Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 国際ビジネス論Ⅰ
科目番号 0191 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 国際ビジネス学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 毎回配布するプリントを中心として進める。
担当教員 清 剛治

到達目標

グローバル・ビジネスのダイナミズムの実際を学び、その背景理論を理解することを目的とする。                                                                               ・グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の本質的な目的を認識できる。                                                      ・グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示できる。                                                     ・グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示した上で、その解決を提案できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の本質的な目的を認識でき、かつ発展的に思考できる。グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の本質的な目的を認識できる。グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の本質的な目的を認識できていない。
評価項目2グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示でき、かつ発展的に思考できる。グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示できる。グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示できていない。
評価項目3グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示した上で、その解決を提案でき、かつ発展的に思考できる。グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示した上で、その解決を提案できる。グローバル・ビジネスについて、遂行する各企業の課題を提示した上で、その解決を提案できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この科目はグローバルに展開する大手通信企業で経営企画を担当していた教員が、その経験を活かし、グローバル環境のなかで企業がいかに運営されているかについて、理論面と実際面から授業を行うものである。グローバル・ビジネスの動態を俯瞰できる力をつけるため、ケーススタディを多用する。実態ビジネスの理解においては視聴覚資料等も駆使し、理解の高度化に努める。
授業の進め方・方法:
講義形式行うが、理解を深めるため、学生―教員間の双方向的な講義内容としたい。具体的には課題の発表を通じて行う。
注意点:
講義形式行うが、理解を深めるため、学生―教員間の双方向的な講義内容としたい。具体的には課題の発表を通じて行う。評点が60点に満たない者に対して、願い出により追認試験を行う。内容は中間・期末で60点に満たなかった範囲とする。その結果単位の修得が認められた場合の総合評点は60点とする。追認試験は本試験と同等の内容と評価で実施する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス 講義内容と進め方についてガイダンスを行う。
2週 ビジネス環境のグローバル化 経済のグローバル化、グローバルビジネスの環境(政治・経済・文化的環境)が理解できる。
3週 通商政策 多国籍貿易体制、地域貿易協定が理解できる。【課題①討論・個人ワーク】
4週 グローバルな直接投資と市場 グローバル企業の直接投資動向【課題①討論・全体】【課題②グループワーク・個人ワーク】R1
5週 企業戦略のグローバル化 外国企業参入戦略、戦略提携、M&A(講義は次回)。【課題②グループワーク・グループ発表】R2
6週 R&Dのグローバル化 MOTが理解できる。
7週 グローバルビジネスに係る視聴覚教材① 現実のビジネス動向について理解を深める。
8週 前半総括 レポート課題提出により知識の定着を図る。
4thQ
9週 グローバル・スタンダード戦略 国際標準化戦略、知財・R&Dとの三位一体経営が理解できる。
10週 グローバルな人材マネジメント HRM、EPRGアプローチが理解できる。
11週 グローバルなマーケティング・ブランディング戦略(ケース:ビューティインダストリー) マーケティング・ブランディングの各考え方が理解できる。
12週 グローバルに展開するCSR、CSV、そしてBOPビジネスへ 経済性と社会性の両立からビジネスチャンスを生み出すグローバル企業が理解できる。
13週 グローバルビジネスに係る視聴覚教材② 現実のビジネス動向について理解を深める。
14週 後半総括 レポート課題提出により知識の定着を図る。
15週 成績評価・確認/後半まとめ 全体の成績評価・確認を行う。
16週 期末試験 講義内容に係る試験を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合801200000200
基礎的能力40600000100
専門的能力40600000100
分野横断的能力0000000