到達目標
1.国内の地域政策が国際関係と結びついて立案・実行されていることを理解できる。
2.国際関係の変化が地域経済に影響し、それをめぐって地域政策が講じられることで、人々の生活に変化をもたらしていることを理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 国内の地域政策が国際関係と結びついて立案・実行されていることを十分に理解できる。 | 国内の地域政策が国際関係と結びついて立案・実行されていることを理解できる。 | 国内の地域政策が国際関係と結びついて立案・実行されていることを理解できない。 |
評価項目2 | 国際関係の変化が、地域経済と地域政策に影響し、人々の生活に変化をもたらすことを十分に理解できる。 | 国際関係の変化が、地域経済と地域政策に影響し、人々の生活に変化をもたらすことを理解できる。 | 国際関係の変化が、地域経済と地域政策に影響し、人々の生活に変化をもたらすことを理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
学習目標(授業の狙い)
(1)目標
国内の地域政策と国際関係の結びつきを把握させると共に、国際関係の変化がもたらす地域経済・地域政策への影響を考えさせる。
(2)概要
日本の地域政策は、単に国内事情によって立案され、取り組まれてきたものではない。その背景には、国際関係への考慮が存在する。この講義ではその結びつきに着目し、国際関係論の理論的枠組みを踏まえた上で、地域政策と国際関係の結びつきを考えていくものである。その際には、日本政府による戦前の対岸政策、戦後の国土計画など格差是正にまつわる政策的動きに着目する。また、中古車貿易を事例に最近の動きも考察する。
授業の進め方・方法:
1名の教員が単独で講義を行う。国際関係の変化と格差是正にまつわる政策的動きの結びつきを説明した後、最近の地域経済に対する影響と政策への影響を事例を交えて説明する。
注意点:
事前に配布したプリント等の資料については事前に目を通しておくこと。
各学生の評価は、期末試験において獲得した点数で決定する。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
地域格差是正の動き-「自助」と「対岸」- |
地域格差是正を狙って、日本海側地域の人々が行ってきた「自助」と「対岸」の活用について、戦間期の動きを中心に国際関係と結びつけて理解する。
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2週 |
地域格差是正の動き-「自助」と「対岸」- |
地域格差是正を狙って、日本海側地域の人々が行ってきた「自助」と「対岸」の活用について、戦間期の動きを中心に国際関係と結びつけて理解する。
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3週 |
地域格差是正の動き-「自助」と「対岸」- |
地域格差是正を狙って、日本海側地域の人々が行ってきた「自助」と「対岸」の活用について、戦間期の動きを中心に国際関係と結びつけて理解する。
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4週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
冷戦期の国際関係と全国総合開発計画の結びつきを踏まえた上で、その施策と短期的帰結について位置づけを考える。
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5週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
冷戦期の国際関係と第二次全国総合開発計画の結びつきを踏まえた上で、その施策と短期的帰結について位置づけを考える。
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6週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
冷戦期の国際関係と第三次全国総合開発計画の結びつきを踏まえた上で、その施策と短期的帰結について位置づけを考える。
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7週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
冷戦期の国際関係と第四次全国総合開発計画の結びつきを踏まえた上で、その施策と短期的帰結について位置づけを考える。
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8週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
冷戦終結後の国際関係と新たな全国総合開発計画の結びつきを踏まえた上で、その施策と短期的帰結について位置づけを考える。
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4thQ |
9週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
冷戦終結後の国際関係と国土形成計画の結びつきを踏まえた上で、その施策と短期的帰結について位置づけを考える。
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10週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
冷戦終結後の国際関係と新たな国土形成計画の結びつきを踏まえた上で、その施策と短期的帰結について位置づけを考える。
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11週 |
地域格差是正の動き-国土計画から- |
地域格差是正を目指して次々立案された国土計画はどのような国際関係に左右されたのか、そして今までに何をどこまで達成できたのか評価し、国際関係との結びつきを考える。
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12週 |
国際関係と地域経済・地域政策-日本海モデル中古車貿易を事例に- |
冷戦終結後の国際関係の変化によって生まれた新たな地域経済とそれをめぐる地域政策を、日本の日本海側で展開されている中古車輸出を事例に考える。
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13週 |
国際関係と地域経済・地域政策-日本海モデル中古車貿易を事例に- |
冷戦終結後の国際関係の変化によって生まれた新たな地域経済とそれをめぐる地域政策を、日本の日本海側で展開されている中古車輸出を事例に考える。
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14週 |
国際関係と地域経済・地域政策-日本海モデル中古車貿易を事例に- |
冷戦終結後の国際関係の変化によって生まれた新たな地域経済とそれをめぐる中央・地方政府間関係を、日本の日本海側で展開されている中古車輸出を事例に考える。
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15週 |
期末試験 |
授業開始後、期末試験より前までに講義した内容について理解度を測るために期末試験を行う。
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16週 |
答案返却、解説等 |
本科目の成績について確認する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |