到達目標
1. ディーゼル機関の構成や作動原理について説明できる.
2. ディーゼル機関に関する整備作業について説明できる.
3. ディーゼル機関に関する計算事項について説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ディーゼル機関の構成や作動原理についてよく理解し,詳しく説明できる. | ディーゼル機関の構成や作動原理について理解し,基本的な事項を説明できる. | ディーゼル機関の構成や作動原理について理解が不十分であり,基本的な事項を説明できない. |
評価項目2 | ディーゼル機関に関する作業をよく理解し,詳しく説明できる. | ディーゼル機関に関する作業を理解し,基本的な事項を説明できる. | ディーゼル機関に関する作業の理解が不十分であり,基本的な事項を説明できない. |
評価項目3 | ディーゼル機関に関する計算事項をよく理解し,詳しく説明できる. | ディーゼル機関に関する計算事項を理解し,基本的な事項を説明できる. | ディーゼル機関に関する計算事項の理解が不十分であり,基本的な事項を説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
学習目標:数多くある舶用機械のうち,特にディーゼル機関を中心に扱い、構造や作動原理を学ぶ.この他に機関士の職務内容についても学び,学生自身が将来船員として働く姿を想像できるようにする.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を基本とし,適宜課題演習を実施する。また、学生は授業時間外にも学習(予習・復習)を行い、自ら知識を広げ深めるように努めること。
注意点:
本科目の評価点数の内訳は,試験の成績を75%(中間・期末試験の合計),ノートおよび課題の成績を25%とする.
評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする.
■船舶職員法養成施設必要履修科目 三級海技士(航海)
運用に関する科目「五 船舶の出力装置」に1.0単位が割り振られる
■船舶職員法養成施設必要履修科目 三級海技士(機関)
機関に関する科目「その一 イ 出力装置」に1.0単位が割り振られる。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
舶用機械の種類と役割(1) |
舶用機械の役割について説明できる.
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2週 |
舶用機械の種類と役割(2) |
舶用機械の役割について説明できる.
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3週 |
ディーゼル機関の概要 |
ディーゼル機関の用途や構造について説明できる.
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4週 |
ディーゼル機関主要部の構成(1) |
主要運動部品の構成について説明できる.
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5週 |
ディーゼル機関主要部の構成(2) |
機関の作動に必要な関連部品について説明できる.
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6週 |
ディーゼル機関の作動原理(1) |
4ストロークディーゼル機関の構造および作動原理について説明できる.
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7週 |
ディーゼル機関の作動原理(2) |
4ストロークディーゼル機関の構造および作動原理について説明できる.
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8週 |
中間試験 |
第1週から第7週の授業内容の理解度を確認する.
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2ndQ |
9週 |
ディーゼル機関の作動原理(3) |
2ストロークディーゼル機関の構造および作動原理について説明できる.
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10週 |
内燃機関の分類 |
内燃機関の多様な分類方法について説明できる.
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11週 |
ディーゼル機関の各種配管系統 |
ディーゼル機関の各種配管系統について説明できる.
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12週 |
ディーゼル機関の始動方法,排出ガス |
ディーゼル機関の始動方法,排出ガスや環境規制について説明できる.
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13週 |
ディーゼル機関の保守整備 |
ディーゼル機関の保守整備について説明できる.
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14週 |
機関出力,燃料消費率,平均ピストン速度 |
ディーゼル機関に関する主要な計算ができる.
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15週 |
期末試験 |
第1週~第14週の授業理解度を確認する.
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16週 |
答案返却、解説、授業アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(機関) | 内燃機関学 | 内燃機関と外燃機関の違いについて認識し、それらの種類および分類について説明できる。 | 2 | 前5,前11 |
2サイクル機関および4サイクル機関の作動原理および特徴について説明できる。 | 2 | 前9,前10 |
内燃機関の各機器の構造および役割、故障の要因を説明できる。 | 2 | 前5,前6,前7 |
効率、出力(馬力)、燃料消費率などを計算し、機関性能を評価できる。 | 3 | 前11,前14 |
4サイクル機関および2サイクル機関のガス交換過程について、説明できる。 | 3 | 前9,前10 |
燃焼に必要な条件、燃焼反応、燃焼過程について説明できる。 | 3 | 前11 |
内燃機関に付属する装置の種類、特徴、取り扱いについて説明できる。 | 2 | 前6,前7,前13 |
内燃機関に付属する装置の故障およびその原因、対策について認識し、説明できる。 | 2 | 前6,前7 |
燃料油・潤滑油の種類と特性について、説明できる。 | 2 | |
燃料油・潤滑油の取り扱いおよび管理について説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | ノート・課題 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |