到達目標
1.1海里、1ノット等の用語について説明できる。
2.位置の線や船位測定の原理を理解できる。
3.航路標識や水路図誌を説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 1海里、1ノット等の用語について正しく理解し、詳しく説明できる。 | 1海里、1ノット等の用語を説明できる。 | 1海里、1ノット等の用語を説明できない。 |
評価項目2 | 位置の線や船位測定の原理を原理を正しく理解し、詳しく説明できる。 | 位置の線や船位測定の原理を説明できる。 | 位置の線や船位測定の原理を説明できない。 |
評価項目3 | 航路標識や水路図誌を正しく理解し、詳しく説明できる。 | 航路標識や水路図誌を説明できる。 | 航路標識や水路図誌を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
学習目標(授業のねらい)
航法で用いる専門用語を理解しながら、地文航法、航路標識、水路図誌等の基礎的事項について学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に復習しておく。
注意点:
船舶職員養成施設・必要履修科目「航海に関する科目」の一部
(「航海に関する科目」15単位のうちの1単位分)
(航路標識0.3単位、水路図誌0.3単位、地文航法0.4単位)
・定期試験(約75%)と演習や提出物(約25%)により総合的に評価する。
・単位認定には50点以上の評価が必要である。評価が50点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を50点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
授業方針、養成施設科目の意味、商船学科航海コース専門科目の系統について説明できる。
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2週 |
位置の表し方 |
地球上における船の位置を表現する方法について説明できる。
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3週 |
方位 |
真方位、コンパス方位、方位の読み方について説明できる。
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4週 |
速力と航程 |
地球中心角、60進法、1海里、1ノットの意味について説明できる。
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5週 |
位置の線 |
位置の線(L.O.P.)の意味とその種類、転移方法について説明できる。
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6週 |
船位の決定 |
クロスベアリング、ランニングフィックスによる船位決定方法について説明できる。
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7週 |
流潮航法 |
海潮流の影響を考え、とるべき針路と速力の考え方について説明できる。
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8週 |
中間試験 |
第01週~第07週の内容の理解度を測るために、中間試験を実施する。
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4thQ |
9週 |
航路標識の種類 灯質と光達距離 |
浮標式の概要、灯質記号とその意味、光達距離について説明できる。
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10週 |
側面標識と方位標識 |
水源、右舷標識、左舷標識、方位標識について説明できる。
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11週 |
電波標識と音響標識 |
電波を利用する標識、音響による標識について説明できる。
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12週 |
水路図誌の分類 |
水路図誌目録、水路図誌の種類と内容について説明できる。
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13週 |
水路書誌 |
水路書誌の種類と内容について説明できる。
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14週 |
海図の種類 海図図式 |
海図の図法、海図の種類について説明できる。
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15週 |
期末試験 |
第09週~第14週の内容の理解度を測るために、期末試験を実施する。
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16週 |
答案返却、解説、授業アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 100 |
基礎的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
専門的能力 | 65 | 0 | 0 | 0 | 0 | 25 | 90 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |