到達目標
藝術としての音楽表現を理解する。音楽文化の歴史的な流れを理解する。総合科学としての芸術の位置づけを理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 音楽実技と表現 | 楽曲の成り立ち(構造・作詞者・作曲家の意図)を理解して表現方法が考えられるようになること | 周囲のメンバーの音・声を聴きながら合わせて演奏できるようになること | 合唱・合奏の練習に参加しようという姿勢がみられない場合 |
評価項目2 観賞と音楽文化 | その時代、その地域などの社会的背景と音楽文化との関りが考えられるようになること | 音楽を聴いて、楽曲の特徴がわかるようになること | 芸術作品を鑑賞しようという姿勢が見られない場合 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
授業の進め方、藝術表現とは、総合科学としての芸術音楽について理解する
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2週 |
ヨーロッパの芸術歌曲 |
野ばら(シューベルト)を原語で歌う。詩の構造・特徴を生かした表現
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3週 |
日本の歌曲(1) |
夏の思い出(中田喜直)を二部合唱で歌う.合唱による音楽表現について学ぶ
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4週 |
日本の歌曲(2) |
荒城の月(滝廉太郎)を三部合唱で歌う.作詞者の思いを生かした音楽表現を学ぶ
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5週 |
バロックの音楽 |
J.S.バッハのオルガン曲を題材にバロック時代の社会的背景と音楽様式を理解する
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6週 |
古典派の音楽 |
ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」を題材に音楽が民衆文化となってゆく過程を理解する
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7週 |
器楽の基礎 |
音楽の構造・特徴を分析し、使用する楽器の演奏を性能を考慮し、アーティキュレーションを考える
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8週 |
リコーダー合奏(1) |
メッツガーのアンダンティーノを題材にバロック音楽をバロックの様式で演奏する
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4thQ |
9週 |
リコーダー合奏(2) |
現代におけるリコーダーの使われ方を様々な音楽を通して学ぶ
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10週 |
ロマン派の音楽 |
ショパンのマズルカ(Op.7-5)を通してロマン派音楽における民族的素材の取り入れられ方を学ぶ
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11週 |
国民楽派の音楽 |
チャイコフスキーのくるみ割り人形を通して、音楽が益々民衆文化になってゆく過程を学ぶ
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12週 |
近代の音楽 |
ドビュッシーの「海」を題材に音楽が他の分野の芸術と融合してゆく過程を学ぶ
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13週 |
現代の音楽 |
ジャズなどの娯楽音楽と芸術音楽とのボーターレス化が進む過程を学ぶ
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14週 |
音楽づくり |
音楽は創作芸術としての面だけでなく再生芸術しての側面があることを自由曲の演習を通して学ぶ
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15週 |
期末試験 |
演習発表
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16週 |
民族音楽 |
民族音楽・民族文化がその土地の地理・歴史・生活文化等の関連が深いことを学ぶ
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |