到達目標
指数関数・対数関数の概念を理解し,簡単な指数,対数方程式・不等式を解くことができる.
直線や2次曲線の方程式を求めたり,グラフの概形を書くことができる.
場合の数に関する基本的な問題を解くことができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 対数関数についてよく理解し,その性質・グラフおよび対数関数を含む方程式・不等式に関する問題を解くことができる. | 対数関数について理解し,その性質・グラフおよび対数関数を含む方程式・不等式に関する基本的な問題を解くことができる. | 対数関数の性質・グラフおよび対数関数を含む方程式・不等式に関する基本的な問題を解くことができない. |
評価項目2 | 平面内の図形(点・直線・円・2次曲線および不等式の表わす領域)に関する問題を解くことができる. | 平面内の図形(点・直線・円・2次曲線および不等式の表わす領域)に関する基本的な問題を解くことができる. | 平面内の図形(点・直線・円・2次曲線および不等式の表わす領域)に関する基本的な問題を解くことができない. |
評価項目3 | 場合の数(いろいろな順列や組合せ)に関する問題を解くことができる. | 場合の数(いろいろな順列や組合せ)に関する基本的な問題を解くことができる. | 場合の数(いろいろな順列や組合せ)に関する基本的な問題を解くことができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
指数関数,対数関数を学び,そのグラフの特徴を理解し,指数,対数方程式・不等式の解法を学習する.直線や2次曲線の方程式およびグラフを学ぶことにより,方程式と図形という概念について理解を深める.また,場合の数について学び,それを活用することができるようにする.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義及び演習
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
注意点:
本科目では,50点以上の評価で単位を認定する.
評価が50点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 対数 |
後期授業に関するガイダンスを行う. 対数の定義を学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.対数を利用した計算ができる.
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2週 |
底の変換公式 対数関数 |
底の変換公式について学ぶ.また,対数関数を定義し,そのグラフや,それが満たす性質等を学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.対数関数のグラフを書くことができる.
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3週 |
対数方程式・不等式 |
対数関数のグラフ,対数関数の特徴を理解し,対数方程式および不等式の解法を学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる.
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4週 |
常用対数 |
常用対数とその応用について学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.
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5週 |
平面の点 |
内分点,2点間の距離の公式を学ぶ.また,直線の方程式の求め方を学ぶ.2点間の距離を求めることができる.内分点の座標を求めることができる.
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6週 |
2直線の関係 円の方程式 |
2直線の関係,垂直・平行条件を学ぶ.また,円の方程式の求め方を学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.2つの直線の平行・垂直条件を利用して,直線の方程式を求めることができる.簡単な場合について,円の方程式を求めることができる.
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7週 |
2次曲線 |
楕円,双曲線,放物線の特徴,グラフの概形について学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.放物線,楕円,双曲線の図形的な性質の違いを区別できる.
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8週 |
中間試験 |
後期1回から7回までの講義内容について,中間試験を実施する.
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4thQ |
9週 |
不等式の表す領域 領域における最大・最小 |
不等式の表す領域を学ぶ.その応用として、最大・最小の問題について学ぶ.簡単な場合について,不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表すことができる.
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10週 |
場合の数 |
場合の数、和の法則および積の法則について学ぶ.積の法則と和の法則を利用して,簡単な事象の場合の数を数えることができる.
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11週 |
順列 |
順列について学ぶ.順列に関する基本的な考え方を理解し,問題の解法を学ぶ.簡単な場合について,順列の計算ができる.
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12週 |
いろいろな順列 |
いろいろな順列の例として、円順列と重複順列について学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.
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13週 |
組合せ 組合せの性質 |
組合せとその性質について学ぶ.簡単な場合について,組合せの計算ができる.組合せに関する基本的な考え方を理解し、同じものを含む場合の並べ方について学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.
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14週 |
二項定理 |
二項定理を学ぶ.学んだ内容の問題を解くことができる.
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15週 |
期末試験 |
後期9回以降の講義内容について、期末試験を実施する.
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16週 |
成績評価・確認 |
期末試験の結果をうけて復習を行う.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 3 | 後1,後2,後4 |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | 後2 |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | 後3 |
2点間の距離を求めることができる。 | 3 | 後5 |
内分点の座標を求めることができる。 | 3 | 後5 |
2つの直線の平行・垂直条件を利用して、直線の方程式を求めることができる。 | 3 | 後6 |
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。 | 3 | 後6 |
放物線、楕円、双曲線の図形的な性質の違いを区別できる。 | 3 | 後7 |
簡単な場合について、不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表すことができる。 | 3 | 後9 |
積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。 | 3 | 後10 |
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。 | 3 | 後11,後12,後13,後14 |
等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。 | 3 | |
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | 演習・提出物 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |