到達目標
1.運動の三法則を知っており,問題に適用して解くことができる.
2.仕事・エネルギーとその関係を知っており,問題に適用して解くことができる.
3.力積・運動量とその関係を知っており,問題に適用して解くことができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 運動の三法則を知っており,応用問題に適用して解くことができる. | 運動の三法則を知っており,基本的な問題に適用して解くことができる. | 運動の三法則についての知識が曖昧で,基本的な問題も解くことができない. |
評価項目2 | 仕事・エネルギーとその関係を知っており,応用問題に適用して解くことができる. | 仕事・エネルギーとその関係を知っており,基本的な問題に適用して解くことができる. | 仕事・エネルギーとその関係についての知識が曖昧で,基本的な問題も解くことができない. |
評価項目3 | 力積・運動量とその関係を知っており,応用問題に適用して解くことができる. | 力積・運動量とその関係を知っており,基本的な問題に適用して解くことができる. | 力積・運動量とその関係についての知識が曖昧で,基本的な問題も解くことができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
物体の運動について,運動方程式・運動量と力積の関係・エネルギーと仕事の関係を用いて解析できるようになることを目指す.
授業の進め方・方法:
学生の理解度に応じて,授業計画を変更することがある.教員単独で,講義および演習を実施する.
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行うこと
注意点:
定期試験80点,平常点(小テスト・宿題など)20点とし,合計50点以上を合格とする.評価が50点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
運動の三法則 |
物理学ⅠAの内容をふりかえると共に,運動の三法則を学ぶ.
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2週 |
運動方程式1 |
運動方程式の立て方を学び,基本的な問題を解く.
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3週 |
運動方程式2 |
運動方程式の標準的な問題を解く.
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4週 |
運動方程式3 |
運動方程式の応用問題を解く.
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5週 |
速度の合成,相対速度 |
速度の合成および相対速度の標準的な問題を解く.
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6週 |
慣性力 |
慣性力の標準的な問題を解く.
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7週 |
中間試験 |
講義中に扱った演習問題の類題を出題する.
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8週 |
仕事とエネルギー1 |
仕事と仕事率について説明する.
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4thQ |
9週 |
仕事とエネルギー2 |
運動エネルギーの公式を導出し,運動エネルギーと仕事の関係(エネルギーの原理)を導く.
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10週 |
仕事とエネルギー3 |
重力による位置エネルギーと弾性力による位置エネルギーの公式を導出する.
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11週 |
仕事とエネルギー4 |
落下運動を例に力学的エネルギーが保存されることを示し,力学的エネルギー保存の法則について説明する.
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12週 |
運動量と力積1 |
運動量と力積について説明し,それらの関係を導く.
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13週 |
運動量と力積2 |
外部から力が働かないとき,運動量が保存されることを示す.
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14週 |
運動量と力積3 |
はねかえり係数について説明し,運動量保存の法則に関する演習を行う.
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15週 |
期末試験 |
講義中に扱った演習問題の類題を出題する.
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16週 |
後期まとめ |
後期期末試験の解説を行い,後期の成績評価を確認する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 物理 | 運動の三法則について説明できる。 | 2 | |
運動方程式を用いて、物体に生じる加速度や物体にはたらく力などを求めることができる。 | 2 | |
仕事と仕事率に関する計算ができる。 | 2 | |
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。 | 2 | |
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 2 | |
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 2 | |
力学的エネルギー保存の法則について説明でき、その法則を用いて、物体の速度や変位などを求めることができる。 | 2 | |
物体の質量と速度を用いて、運動量を求めることができる。 | 2 | |
物体の運動量変化が力積に等しいことを用いて、力積の大きさ、速度変化及び加わる平均の力などを求めることができる。 | 2 | |
運動量保存の法則について説明でき、その法則や反発係数を用いて、物体の衝突、分裂及び合体に関して、速度変化などを求めることができる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |