到達目標
1.誘導起電力、自己誘導、相互誘導について説明できる。
2.クーロンの法則について説明でき、静電力の大きさを求められる。
3.電界について説明でき、大きさ・向きを求められる。
4.コンデンサの静電容量について説明でき、並列接続、直列接続の合成静電容量を求められる。
5.正弦波交流について説明できる。
6.記号法により交流回路を計算できる
7.講義で扱う専門用語のうち主なものを英訳できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 明確に説明できる。 | 説明できる。 | 説明できない。 |
評価項目2 | 明確に説明でき、ただちに解を求めることができる。 | 説明でき、解を求めることができる。多少時間がかかってもよい。 | 説明できず、解を求めることができない。 |
評価項目3 | 明確に説明でき、ただちに解を求めることができる。 | 説明でき、解を求めることができる。多少時間がかかってもよい。 | 説明できず、解を求めることができない。 |
評価項目4 | 明確に説明でき、ただちに解を求めることができる。 | 説明でき、解を求めることができる。多少時間がかかってもよい。 | 説明できず、解を求めることができない。 |
評価項目5 | 明確に説明できる。 | 説明できる。 | 説明できない。 |
評価項目6 | ただちに解を求めることができる。 | 解を求めることができる。多少時間がかかってもよい。 | 解を求めることができない。 |
評価項目7 | 英訳し活用できる。 | 英訳できる。 | 英訳できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
教員単独の講義形式で行う。
授業の進め方・方法:
授業中は、ホワイトボードに板書した内容のノートをとることが求められる。
毎回の授業で1枚の課題プリントを配布する。プリントには、各回の授業の目標が明示されており、問題は、目標に対応した授業で扱う内容の問題である。毎回、指定した締切までに解答を提出することが求められる。
次回の授業の始めに、復習を兼ね、前回の課題の答合わせを行う。
注意点:
船舶職員法養成施設必要履修科目(航海・機関)
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
・シラバス説明、ガイダンス ・誘導起電力について |
・評価の方法等を理解する。 ・誘導起電力の大きさ、向きを求められる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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2週 |
・自己誘導について |
・自己誘導、自己インダクタンスについて説明でき、計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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3週 |
・相互誘導について ・帯電現象について
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・相互誘導、相互インダクタンスについて説明でき、計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。) ・帯電現象に関する語の説明ができる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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4週 |
・静電力について ・比誘電率について ・電界について |
・クーロンの法則を用いて静電力を求められる。(何も見ずに課題の問題を解ける。) ・比誘電率を用いて、静電力を求められる。(何も見ずに課題の問題を解ける。) ・電界の大きさ、向きを求められる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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5週 |
・電気力線、電束、電束密度について |
・電気力線、電束、電束密度を説明でき、計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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6週 |
・コンデンサの静電容量について |
・コンデンサの静電容量を説明でき、計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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7週 |
・コンデンサの並列接続について ・コンデンサの直列接続について |
・コンデンサの並列接続、直列接続時の静電容量を求められる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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8週 |
・中間試験 |
・中間試験
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4thQ |
9週 |
・中間試験返却、復習 |
・中間試験で解けなかった問題を解ける。
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10週 |
・交流の術語について ・周期、周波数について ・位相、位相差について |
・正弦波交流の波形に関する術語、位相、位相差を説明でき、周期と周波数を計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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11週 |
・交流の実効値、平均値について ・複素数の表示方法について
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・交流の実効値と平均値を説明でき、計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。) ・交流の表示、計算で用いる複素数について、複素平面で表す方法について説明、計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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12週 |
・複素数の四則演算について ・記号法による交流の表示について |
・複素数の四則演算ができ、複素平面での表示と相関づけられる。(何も見ずに課題の問題を解ける。) ・記号法による交流の表示について説明でき、計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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13週 |
・Rのみ、Lのみ、Cのみの交流回路について ・インピーダンスについて |
・Rのみ、Lのみ、Cのみの交流回路について説明し、必要な値を計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。) ・インピーダンスを説明でき、計算で求められる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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14週 |
・RL直列回路、RC直列回路、RLC直列回路の交流回路について |
・RL直列回路、RC直列回路、RLC直列回路の交流回路について説明し、必要な値を計算できる。(何も見ずに課題の問題を解ける。)
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15週 |
・期末試験 |
・期末試験
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16週 |
・期末試験答案返却、解説、授業アンケート等 |
・期末試験で解けなかった問題を解ける。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 電気 | 電場・電位について説明できる。 | 3 | 後4,後5 |
クーロンの法則が説明できる。 | 3 | 後4 |
クーロンの法則から、点電荷の間にはたらく静電気力を求めることができる。 | 3 | 後4 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(機関) | 電気電子工学 | LCRを用いた交流回路の計算ができる。 | 4 | 後13,後14 |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 30 | 100 |