キャリアデザイン

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 キャリアデザイン
科目番号 0034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 商船高専キャリア教育研究会『船しごと、海しごと。』(海文堂出版),商船高専キャリア教育研究会『キャリアデザインノート―海技士へのあゆみ』(海文堂出版)
担当教員 向瀬 紀一郎,経田 僚昭

到達目標

(1)様々な企業の事業内容や特徴について理解する
(2)様々な職業の業務内容や特殊性について理解する
(3)高専における学習と社会人に求められる資質との関連性について理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
様々な企業の事業内容や特徴についての理解様々な企業の事業内容や特徴について説明できる。様々な企業の事業内容や特徴について理解できる。様々な企業の事業内容や特徴について理解できない。
様々な職業の業務内容や特殊性についての理解様々な職業の業務内容や特殊性について説明できる。様々な職業の業務内容や特殊性について理解できる。様々な職業の業務内容や特殊性について理解できない。
高専における学習と社会人に求められる資質との関連性についての理解高専における学習と社会人に求められる資質との関連性について説明できる。高専における学習と社会人に求められる資質との関連性について理解できる。高専における学習と社会人に求められる資質との関連性について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海運企業や海事関連企業およびその他の様々な企業の事業内容や特徴について,また航海士や機関士およびその他の様々な職業の業務内容や特殊性について解説する。さらに,社会人にはどのような資質が求められるのか,それらを身に着けるために高専においてどのような学習や自己研鑽に取り組むべきかについて,理解を促す。
授業の進め方・方法:
複数の教員による講義を実施する。必要に応じて担当教員以外の商船学科教員等による講演を授業の一部として実施する。
なお,事後学習として授業内容に関する復習に取り組むこと。
注意点:
本科目ではレポートによって成績を評価し,50点以上の評価で単位を認定する。
評価が50点に満たない者は,願い出により追加の課題に取り組むことができる。
追加の課題に関するレポートの評価を含めた総合的な評価の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の目的を理解する
2週 海運企業の事業内容や特徴(1) 海運企業の事業内容や特徴について知識を得る
3週 海運企業の事業内容や特徴(2) 海運企業の事業内容や特徴について知識を深める
4週 海事関連企業の事業内容や特徴 海事関連企業の事業内容や特徴について知識を広げる
5週 その他の企業の事業内容や特徴 その他の企業の事業内容や特徴について知識を広げる
6週 海上職の職務内容や特殊性(1) 海上職の業務内容や特殊性について知識を得る
7週 海上職の職務内容や特殊性(2) 海上職の業務内容や特殊性について知識を深める
8週 その他の職業の職務内容や特殊性 その他の職業の業務内容や特殊性について知識を広げる
2ndQ
9週 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性(1) 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性ついて理解を深める
10週 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性(2) 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性ついて理解を深める
11週 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性(3) 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性ついて理解を深める
12週 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性(4) 高専における学習と社会人に求められる資質との関連性ついて理解を深める
13週 資格取得に向けた取り組み方 資格取得に向けた取り組み方について知識を得る
14週 就職に向けた取り組み方 就職に向けた取り組み方について知識を得る
15週 進学に向けた取り組み方 進学に向けた取り組み方について知識を得る
16週 まとめ 自身の目標について考える

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。2前16
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。2前13,前14,前15
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。2前9,前10,前11,前12
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。2前9,前10,前11,前12
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。2前9,前10,前11,前12
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。2前6,前7,前8
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。2前6,前7,前8
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。2前2,前3,前4,前5
企業には社会的責任があることを認識している。2前2,前3,前4,前5
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。2前2,前3,前4,前5
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。2前2,前3,前4,前5
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。2前2,前3,前4,前5
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。2前6,前7,前8
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。2前6,前7,前8
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。2前6,前7,前8
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。2前9,前10,前11,前12
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2前9,前10,前11,前12
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2前9,前10,前11,前12
総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。1前9,前10,前11,前12
経済的、環境的、社会的、倫理的、健康と安全、製造可能性、持続可能性等に配慮して解決策を提案できる。1前9,前10,前11,前12

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力000020020
専門的能力000030030
分野横断的能力000050050