英語表現Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語表現Ⅱ
科目番号 0037 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 教員の用意した教材
『英文法基礎10題ドリル』(駿台文庫)
『総合英語One』(アルク)
担当教員 山村 啓人

到達目標

・英検準2級レベルの、基礎的な英文の構造と意味を理解することができる。また、その理解を基盤として英語で基礎的な自己表現をすることができる。
・英語らしい発音やイントネーションを意識して英語を発することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
読むこと英検準2級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容を正確に理解することができる。英検準2級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容をだいたい理解することができる。英検準2級レベルの語彙や文構造を用いた英文を聞いたり読んだりして、その内容をほとんど理解することができない。
話すこと英検準2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、十分に相手に伝わるように話す(発表・やりとり)ことができる。英検準2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、だいたい相手に伝わるように話す(発表・やりとり)ことができる。英検準2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、あまり話す(発表・やりとり)ことができない。
書くこと英検準2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、十分に相手に伝わるように書くことができる。英検準2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、だいたい相手に伝わるように書くことができる。英検準2級レベルの言語材料を用いて、自分の考えや身のまわりのことについて、ほとんど書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
この授業では、英語の仕組みの基礎を学ぶ。英語の基礎とは、品詞とその働きのことであるといってよい。単語の意味やフレーズを丸暗記する学習ではなく、辞書を活用して単語の品詞を意識し、単語同士がどのように関わり合って英文を構成しているのか、その「仕組み」を根本的に理解することが目標である。英語を構成するメカニズムを理解しないと、応用力がつかず、英文の難易度が上がってくると必ず行き詰まるからである。
また、学習の際には当然英語を口に出すことになるが、英語らしい発声と発音ができるよう、音声の仕組みも学び、たくさん練習をする予定である。
授業の進め方・方法:
・教員による講義を中心として学生同士の学び合いも多く取り入れる。また授業中は英語も多く使用するので、リスニング力向上にもつながるはずである。
・学生はテキストの指定された箇所を十分に予習してくること。予習とは、英文を読み(問題を解き)、分からない単語や表現を辞書で丁寧に調べ、問題点を明らかにしておくことである。それによって、授業の理解度、学びの質が各段に上がり、記憶への定着度も高くなる。必ず家庭で予習の時間を確保すること。
・定期試験評価のうち、中間試験は筆記試験(60%)、期末試験は対面によるパフォーマンステスト(40%)を実施する。
注意点:
・授業には必ず英和辞典を持参すること。
・私語やスマホに注意し、自立した態度で授業に臨むこと。
・評価が50点に満たないものは、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められたものは、その評価を50点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
授業の概要や目的について理解する
教員の自己紹介、英語を使ったウォームアップ
2週 第12講 不定詞(名詞的用法) 不定詞(名詞的用法)について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
3週 第13講 不定詞(形容詞的用法) 不定詞(形容詞的用法)について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
4週 第14講 不定詞(副詞的用法) 不定詞(副詞的用法)について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
5週 第15講 不定詞(意味上の主語等) 不定詞(意味上の主語等)について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
6週 第16講 動名詞 動名詞について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
7週 第17講 分詞の形容詞的用法 分詞の形容詞的用法について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
8週 中間試験 これまでの内容について理解度を確認する。
2ndQ
9週 第18講 分詞構文① 分詞構文について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
10週 第19講 分詞構文② 分詞構文について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
11週 章末問題 これまでの復習をすることができる。
12週 第20講 名詞節①
名詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
13週 第21講 名詞節②
名詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
14週 第22講 名詞節③
名詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
15週 期末試験 これまでの内容について理解度を確認する。
16週 答案の返却
成績評価・確認
後期
3rdQ
1週 第23講 関係詞節①
関係詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
2週 第24講 関係詞節② 関係詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
3週 第25講 関係詞節③ 関係詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
4週 第26講 関係詞節④ 関係詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
5週 第27講 関係詞節⑤ 関係詞節について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
6週 第28講 副詞節 動名詞について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
7週 章末問題 これまでの復習をすることができる。
8週 中間試験 これまでの内容について理解度を確認する。
4thQ
9週 第29講 比較①
比較について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
10週 第30講 比較② 比較について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
11週 第31講 比較③ 比較について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
12週 第32講 時制
第33講 完了形
時制と完了形について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
13週 第34講 助動詞 助動詞について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
14週 第35講 仮定法
第36講 強調・倒置
仮定法と強調・倒置について理解し、整序問題を通して知識を運用することができる。
15週 学年末試験 これまでの内容について理解度を確認する。
16週 答案の返却
成績評価・確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3

評価割合

試験小テスト(語彙、作文他)提出物発表相互評価その他合計
総合評価割合100100
基礎的能力100100