線形代数Ⅰ

Course Information

College Toyama College Year 2020
Course Title 線形代数Ⅰ
Course Code 0046 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 1
Department Department of Maritime Technology Student Grade 2nd
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 新版線形代数, 新版線形代数演習 (実教出版)
Instructor Kawai Hitoshi

Course Objectives

・ベクトルの演算を幾何的に理解できる.
・成分を用いてベクトルの演算ができる.
・ベクトルを幾何の問題に応用できる.

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ベクトルの演算の幾何学的な問題を解くことができる。基本的なベクトルの演算の幾何学的な問題を解くことができる。基本的なベクトルの演算の幾何学底な問題を解くことができない。
評価項目2ベクトルの成分表示に関する問題を解くことができる。ベクトルの成分表示に関する基本的な問題を解くことができる。ベクトルの成分表示に関する基本的な問題を解くことができない。
評価項目3平面内・空間内の図形(の方程式)に関する問題を解くことができる。平面内・空間内の図形(の方程式)に関する基本的な問題を解くことができる。平面内・空間内の図形(の方程式)に関する基本的な問題を解くことができない。

Assigned Department Objectives

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Teaching Method

Outline:
様々な例を与えベクトルの演算ができるようなるよう指導する.位置ベクトルと成分の概念を丁寧に解説し,ベクトルにより幾何学的対象が代数的に取り扱うことができることを学ばせる.
Style:
教員単独による講義及び演習
Notice:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる.追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする.

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
ベクトルの定義とその演算
ベクトルの定義を理解できる.平面のベクトルの演算が理解できる.
2nd ベクトルとその演算 平面のベクトルの演算が理解できる.基本的なベクトルの演算を計算できる.
3rd ベクトルの成分
ベクトルの成分の考え方を理解できる.成分を持ちてベクトルの大きさや,和,定数倍を求めることができる.
4th ベクトルの線形独立性 平面上のベクトルの線形独立の概念が理解できる.任意のベクトルを2つの線形独立なベクトルの線形結合として表すことができる.
5th ベクトルの内積 ベクトルの内積を計算できる.内積の性質を理解できる.
6th ベクトルの内積とその応用 内積を用いて,ベクトルのなす角の情報を求めることができる.内積の大きさの関係を用いて内積を計算できる.
7th 前期中間試験 1回から6回までの内容について中間試験を行う.
8th 位置ベクトル 位置ベクトルの概念を理解し,内分点の位置ベクトルの成分を求めることができる.
2nd Quarter
9th 位置ベクトルと図形 位置ベクトルを初歩的な幾何の問題に応用することができる.
10th 平面の直線の方程式 方向ベクトルを用いて直線の方程式を求めることができる.
11th 空間のベクトル 空間のベクトルの定義,大きさ,演算,内積を学ぶ.
12th 空間の直線 与えられた方向ベクトルをもつ直線の方程式を求めることができる.
13th 空間図形の問題 与えらた法線ベクトルをもつ平面の方程式を求めることができる.
14th 円,球の方程式 与えれえた条件を満たす円,球面の方程式を求めることができる.
15th 期末試験 8回から14回の内容に関して期末試験を行う.
16th 確認 期末試験の結果を受けて,定着度の低いと思われる項目を解説する.

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度演習・提出物その他Total
Subtotal70000030100
基礎的能力5000002070
専門的能力2000001030
分野横断的能力0000000