微分積分学Ⅰ

Course Information

College Toyama College Year 2020
Course Title 微分積分学Ⅰ
Course Code 0048 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits School Credit: 2
Department Department of Maritime Technology Student Grade 2nd
Term First Semester Classes per Week 4
Textbook and/or Teaching Materials 新版 微分積分 実教出版,新版 微分積分 演習 実教出版
Instructor Sakurai Hideto

Course Objectives

基本的な数列の一般項やその和を求めることができる.
関数の極限の概念を理解し、基本的な関数の極限を求めることができる.
基本的な関数の導関数を求め,それを用いて接線の方程式や増減を求めることができる.

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1与えられた条件を満たす等差数列,等比数列の一般項,部分和を求めることができる.与えられた条件を満たす等差数列,等比数列の一般項を求めることができる.与えられた条件を満たす等差数列,等比数列の一般項を求めることができない.
評価項目2基本的な数列や無限級数の収束・発散を判定することができる.基本的な数列の収束・発散を判定することができる.基本的な数列の収束・発散を判定することができない.
評価項目3基本的な関数の導関数を計算でき,それを応用し,接線,増減などを求めることができる.基本的な関数の導関数を計算することができる.基本的な関数の導関数を計算することができない.

Assigned Department Objectives

MCCコア科目   See Hide

Teaching Method

Outline:
基本的な数列の一般項とその和について講義する.
実数を変数とする関数を取り扱うために,極限の概念を講義する.
微分の概念とその計算法を講義する.
Style:
教員単独による講義と演習
Notice:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス
等差数列・等比数列とその和
ガイダンスを行い、評価・授業進行等についての説明を行う.数列の概念を学び,等差数列・等比数列の一般項について学ぶ
2nd いろいろな数列の和 等差数列,等比数列の和について学ぶ.Σを用いた和の表現法と計算法を学ぶ.
3rd 数列の極限,級数 数列の極限の概念とその計算法を学ぶ.
4th 漸化式・数学的帰納法 漸化式で表された数列の一般項の求め方を学ぶ.数学的帰納法の考え方について学ぶ.
5th 多項式関数の導関数 多項式関数の導関数の計算法について学ぶ.
6th 関数の極限 関数の極限の概念について学ぶ.いろいろな関数の極限の計算法を学ぶ.
7th 関数の極限と導関数の定義 導関数を定義し,その意味を学ぶ.
8th 中間試験 1回から7回までの講義内容について、中間試験を実施する。
2nd Quarter
9th グラフの接線 微分係数を用いて,与えられたグラフの接線,法線の求め方を学ぶ.
10th 導関数と関数の増減 関数の導関数を考えることにより,グラフの増減の求め方を学ぶ.
11th 第2次導関数とグラフの凹凸 第2次導関数について学び,それを用いてグラフの凹凸を求める方法を学ぶ.
12th いろいろな関数の導関数 分数関数,無理関数の導関数について学ぶ.
13th いろいろな関数の導関数 対数関数を含む極限について学び,その導関数について学ぶ.逆関数の導関数について学び,指数関数の導関数について学ぶ.
14th いろいろな関数の導関数 逆三角関数を定義し,その性質を学ぶ.逆三角関数の導関数を学ぶ.
15th 期末試験 9回から14回までの講義内容について、期末試験を実施する。
16th いろいろな関数の導関数
成績評価・確認
期末試験の範囲の定着度を確認する.

Evaluation Method and Weight (%)

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他Total
Subtotal70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000