校内練習船実習B

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 校内練習船実習B
科目番号 0050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 乗船実習ノート、専門教科で使用中の教科書、はじめての船上英会話(海文堂)
担当教員 金山 恵美

到達目標

1.船舶の出力装置を理解し、操作及び作業ができること。
2.入出港部署の号令を理解し、甲板・機関作業が安全にできること。
3.交叉方位による船位を求めることができること。
4.気象観測及び日誌記注ができること。

リーダーシップ、コミュニケーション能力を養う

船舶職員養成施設履修科目 三級海技士
(航海)                    (機関)
航海 航海計器、地文航法、天文航法       機関に関する科目(その一) 船舶の出力装置
運用 船舶の出力装置、乗組員の管理、訓練    執務一般          乗組員の管理、訓練

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶の出力装置について原理及び操作が十分理解できる船舶の出力装置について原理及び操作が理解できる船舶の出力装置について原理及び操作が理解できない
評価項目2入出港部署の号令を十分理解し、甲板・機関作業が安全にできる。入出港部署の号令を理解し、甲板・機関作業が安全にできる。入出港部署の号令を理解できない。
評価項目3交叉方位による正確な船位を求めることができる。交叉方位による船位を求めることができる。交叉方位による船位を求めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
練習船による乗船実習、停泊時の夜間講義
授業の進め方・方法:
・学事日程に定められた日程で実施する。
・実習1週間前に各自に実施要項を配布する。
・乗船実習ノート、電卓を必ず持参すること。
注意点:
・必ず乗船すること。欠席する場合はその理由を担任に連絡すること。
・乗船しなかった場合は、不認となり進級できないことになる。(学生便覧必読)
・所定の理由書を提出して欠席した者については、後日乗船の日時を指示する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習内容の説明(前期乗船実習1泊2日) 実習内容を理解し、実習中の作業及び役割に応じた計画を立てる
2週 船橋、船首船尾及び機関室部署の入出港準備及び作業要領 各部署での入出港準備及び作業を行う
3週 船橋、船首船尾及び機関室部署の入出港準備及び作業要領 係船機を取り扱う 機関準備の見学
4週 係船機取扱い要領 船内号令詞、操舵号令詞、機関号令詞を復習する
5週 係船機取扱い要領 係船索の名称と使用法を学ぶ
6週 航海計器の名称型式及び操作法 航海計器の名称型式及び操作法を調べる
7週 同上 ジャイロコンパス
8週 同上 ドップラーソナー及び音響測深機操作法を知る
2ndQ
9週 機関室内の機器の名称及び機器配置 機関室内の機器の配置と役割
10週 船橋当直 船橋当直を行う
気象観測、見張り及び報告要領を実践する
11週 船橋当直 船橋当直を行う
気象観測、見張り及び報告要領を実践する
12週 船橋当直 船橋当直を行う
気象観測、見張り及び報告要領を実践する
13週 海図の見方及び使用法 海図の見方及び使用法を学ぶ
14週 陸上物標による船位測定法 陸上物標による船位測定法を実践する
15週 海図の見方及び使用法 海図の見方及び使用法を学ぶ
16週 陸上物標による船位測定法 陸上物標による船位測定法を実践する
後期
3rdQ
1週 実習内容の説明(前期乗船実習1泊2日) 実習内容を理解し、実習中の作業及び役割に応じた計画を立てる
2週 船橋、船首船尾及び機関室部署の入出港準備及び作業要領 各部署での入出港準備及び作業を行う
3週 船橋、船首船尾及び機関室部署の入出港準備及び作業要領 係船機を取り扱う 機関準備の見学
4週 船内号令詞、操舵号令詞、機関号令詞 船内号令詞、操舵号令詞、機関号令詞を復習する
5週 ログブック ログブックの記載事項の理解
6週 船橋当直 船橋当直を行う
7週 同上 同上
8週 船橋・機関室当直交代の引継ぎ 船橋・機関室当直交代の引継ぎを行う
4thQ
9週 六分儀の取扱い及び太陽高度の測定 六分儀の取扱い及び太陽高度の測定を学び実践する
10週 レーダの操作、映像の判読及び船位測定法 レーダの操作、映像の判読及び船位測定法を学ぶ
11週 レーダの操作、映像の判読及び船位測定法 レーダの操作、映像の判読及び船位測定法を学ぶ
12週 潮汐、潮流の求め方 潮汐、潮流の求め方を学ぶ
13週 太陽及び月の出没時間の算出 太陽及び月の出没呪医間の算出を学ぶ
14週 夜航海、夜間当直体験 夜航海、夜間当直体験を学ぶ
15週 夜航海、夜間当直体験 夜航海、夜間当直体験を学ぶ
16週 下船テスト 下船テスト

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験航海実習相互評価態度ポートフォリオその他合計合計
総合評価割合255002500100200
基礎的能力255002500100200
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000