到達目標
力学を船舶に応用するための数学・物理の基本法則について、理解できる。
船舶に関する力学におけて、自由物体線図と運動方程式が理解できる。
船舶に関する力学において、位置、速度、加速度の関係が理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 数学・物理の基本法則について、説明することができる。 | 数学・物理の基本法則について理解できる。 | 数学・物理の基本法則について理解できない。 |
評価項目2 | 自由物体線図を作図し、運動方程式が導出ができる。 | 自由物体線図と運動方程式が理解できる。 | 自由物体線図と運動方程式が理解できない。 |
評価項目3 | 船舶の位置、速度、加速度の関係を相互に導くことができる。 | 船舶の位置、速度、加速度の関係が理解できる。 | 船舶の位置、速度、加速度の関係が理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
力学は船舶と密接なつながりがあり、船舶を安全に効率的に運用するには、基本的な力学法則とそれに関する数学の知識が不可欠である。航海力学Iでは、特に、対象物体に作用する力から自由物体線図を作図し、それをもとに運動方程式を導出すること、また、船舶の位置、速度、加速度の関係を相互に関係づけられることを目指し、海事技術者として必須の知識を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義と演習、および確認のための小テストを繰り返し、無理なく、船舶に関する流体工学を修得する。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
力学の体系 変数と単位 |
力学の基本法則を理解する。変数と定数、単位と単位系について理解する。
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2週 |
力の分類 |
力には物体力と接触力があることを理解する。
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3週 |
自由物体線図 |
自由物体線図とは何かを理解する。
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4週 |
運動方程式 |
自由物体線図をもとにした、運動方程式の導き方について理解する。
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5週 |
自由物体線図と運動方程式の演習 |
いろいろな物体について、自由物体線図と運動方程式の求め方を理解する。
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6週 |
三角関数と力の分解 |
三角関数の原理やラジアンの意味、力の分解方法を理解する。
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7週 |
摩擦力 |
静止摩擦力と動摩擦力の特性と、方向、大きさについて理解する。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
位置・速度・加速度1 |
速度、加速度の定義を理解して、位置変化から速度、速度変化から加速度が求まることを理解する。
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10週 |
位置・速度・加速度2 |
加速度から速度を推定する方法と、速度から位置を推定する方法について理解する。
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11週 |
運動方程式による運動解析 |
運動方程式から、加速度、速度、位置が求まる場合について理解する。
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12週 |
運動方程式による運動解析の演習 |
運動方程式から、加速度、速度、位置を求める方法について理解する。
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13週 |
質点の回転運動 |
質点の回転運動について理解する。
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14週 |
質点の等速回転運動 |
等速回転運動する質点の運動方程式について理解する。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験の内容確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |