工作実習

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 工作実習
科目番号 0089 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 本校で製作した自作のテキスト
担当教員 篠島 司郎,経田 僚昭,野村 誠

到達目標

「計測」「仕上げ」「旋盤」「溶接」の各項目を4~5人1班で6時間づつローテーションし(各カリキュラムにまとめの時間を随時設ける),各項目の目標を達成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1計測機器を扱い、データを取得できる計測機器を扱うことができる計測機器の扱い方がわからない
評価項目2旋盤・仕上げにおける工作機械を安全に使用出来る旋盤・仕上げにおける工作機械を安全に使える旋盤・仕上げにおける工作機械を安全に使用出来ない
評価項目3溶接における機器を安に使用出来る溶接における機器を安に使える溶接における機器を安に使用出来ない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
与えられた課題を確実に処理し、そしてまとめられる能力を要求する。
もの作りに挑戦し、それをいかに正確にきれいに仕上げるかという能力を養い、将来の船舶機関士としての資質を養うことを目的とする。
授業の進め方・方法:
仕上げ、溶接、旋盤の基本を習得させる。また、各種測定器具の取り扱い、および作動原理を学び、工業規格について説明する。各内容とも4班に分け、6週間で完了するスケジュールで行う。
注意点:
船舶職員法養成施設必要履修科目 三級海技士(機関)
1.機関に関する科目(その三)
  材料工学
  (1)材料の機械的性質
  (2)機関用金属材料の焼きいれ、焼き戻し、及び焼きなま     し

2.執務一般に関する科目
  損傷制御
  (1)浸水の予防法
  (2)機関室その他の船内に浸水する場合の応急処置

3.仕上げ、溶接、旋盤、計測の各実習評価点が60点未満の者は
 願い出により該当の実習のみ追加又は再実習によって評価を
 60点とすることができる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 安全教育および年間スケジュールのガイダンス
2週 仕上げ実習
3週 仕上げ実習
4週 仕上げ実習
5週 仕上げ実習
6週 仕上げ実習
7週 仕上げ実習
8週 仕上げ実習まとめ
2ndQ
9週 溶接実習
10週 溶接実習
11週 溶接実習
12週 溶接実習
13週 溶接実習
14週 溶接実習
15週 溶接実習まとめ
16週 旋盤実習
後期
3rdQ
1週 旋盤実習
2週 旋盤実習
3週 旋盤実習
4週 旋盤実習
5週 旋盤実習
6週 旋盤実習まとめ
7週 各種計測器具によるモデルの計測
8週 各種計測器具によるモデルの計測
4thQ
9週 各種計測器具によるモデルの計測
10週 各種計測器具によるモデルの計測
11週 各種計測器具によるモデルの計測
12週 各種計測器具によるモデルの計測
13週 各種計測器具によるモデルの計測まとめ
14週 全体統括
15週 実際の現場における工作機械に関する講義
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30903090600300
基礎的能力10301030200100
専門的能力10301030200100
分野横断的能力10301030200100