概要:
古来の東西の伝統的思考法、人間についての理解、宗教などについて通史的に理解する。
授業の進め方・方法:
教員単独。講義を中心とする。
注意点:
講義プリントや資料などの保存・整理を怠らないこと。授業への参加の態様も評価の対象となる。授業計画は理解度・関心度などに応じて適宜、変更されることがある。
評価が60点に満たないときは、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 倫理を学ぶ意義 |
学習・評価方法のガイダンス 倫理を人間・社会・世界・自然などの理解の試みとしてとらえる視点を理解する
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2週 |
青年期とは何か 青年期の思考と感情 |
青年期の思考と行動の特徴
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3週 |
青年期の人間関係 青年期の自己形成 |
発達段階の途上としての青年期の課題
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4週 |
古代ギリシアの思想 自然哲学・ソフィスト |
哲学がどのように形作られてきたか テーマの変遷と思考法の変遷
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5週 |
ソフィストの思想 ソクラテス |
理性の位置づけ 相対主義 ソクラテスの「無知の知」「対話法」
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6週 |
プラトンの思想 |
プラトンの思想史的位置づけ イデア論の基本構造・洞窟の比喩・御者の比喩・プラトンの国家論
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7週 |
アリストテレスの思想 |
イデア論批判と「現実」主義 デュナミスとエネルゲイア 実践哲学・倫理学・「中庸」
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8週 |
ヘレニズムの思想 |
ヘレニズムの時代背景 エピクロス派の「快楽」主義 ストア派の「禁欲」主義
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2ndQ |
9週 |
宗教全般 キリスト教の萌芽 |
宗教についての基本知識 ユダヤ教の成立と限界 イエスの登場
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10週 |
原始キリスト教の成立 キリスト教の発展 |
原始キリスト教団の成立と理論化 古代~中世のキリスト教
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11週 |
イスラーム |
一神教の特徴 イスラームの成立 イスラームの発展
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12週 |
仏教の成立 |
インドの思想文化 ゴータマの教説
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13週 |
仏教思想の展開 |
部派仏教 大乗仏教の成立と発展
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14週 |
中国の思想 |
中国の思想文化 諸子百家 儒家の思想の成立と展開 道家の思想と影響
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
古代思想のまとめ 成績評価・確認 |
古代思想の概観 特徴と現代への影響
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後期 |
3rdQ |
1週 |
日本の風土と伝統 |
和辻哲郎の風土論 雑種文化論 東アジアの文化
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2週 |
日本仏教の展開 |
古代の仏教受容 鎌倉新仏教の思想 世俗との接点
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3週 |
日本儒学の展開 近世の庶民思想 |
朱子学の特徴 義理と人情 国学の成立 庶民の思想 伝統思想の成熟
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4週 |
西洋思想との出会い |
幕末の思想 明治の啓蒙思想 日本社会とキリスト教 近代的自我の確立 社会思想の展開 近代日本の思想課題
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5週 |
ルネサンスと宗教改革 人間性の探究 |
ルネサンスの意義 プロテスタントの成立 世俗主義 人文主義者 モラリスト
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6週 |
近代の科学革命 |
コペルニクス ガリレイ ニュートン 目的論的自然観と機械論的自然観 パラダイムの転換
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7週 |
イギリス経験論 |
ベーコンの「イドラ」説と帰納法 ロック・バークレー・ヒュームの認識論
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8週 |
デカルトと大陸合理論 |
方法的懐疑 近代的自我の発見 物心二元論
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4thQ |
9週 |
近代科学と社会の進歩 |
実証主義 進化論
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10週 |
社会契約の思想 |
ホッブズの社会契約論 ロックの社会契約論 ルソーの社会契約論
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11週 |
人格の尊厳と自由 |
カントの思想史的位置と認識論(理性批判) 自由と自律 目的の国
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12週 |
人倫と自由の実現 功利主義の思想 |
ヘーゲルの思想史的位置と弁証法 最大多数の最大幸福 快楽計算
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13週 |
人間性の回復 |
質的功利主義 社会主義の思想
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14週 |
主体性の確立 |
実存主義の思想 プラグマティズム
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
現代の思想と人間像 成績評価・確認 |
心の深層と無意識 生の哲学と現象学 近代的理性と言語 正義と社会 他者と偏見
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 力学 | 速度と加速度の概念を説明できる。 | 3 | |
平均の速度、平均の加速度を計算することができる。 | 3 | |
直線および平面運動において、2物体の相対速度、合成速度を求めることができる。 | 3 | |
等加速度直線運動の公式を用いて、物体の座標、時間、速度に関する計算ができる。 | 3 | |
平面内を移動する質点の運動を位置ベクトルの変化として扱うことができる。 | 3 | |
自由落下、及び鉛直投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
水平投射、及び斜方投射した物体の座標、速度、時間に関する計算ができる。 | 3 | |
物体に作用する力を図示することができる。 | 3 | |
力の合成と分解をすることができる。 | 3 | |
質点にはたらく力のつりあいの問題を解くことができる。 | 3 | |
重力、抗力、張力、圧力について説明できる。 | 3 | |
フックの法則を用いて、弾性力の大きさを求めることができる。 | 3 | |
慣性の法則について説明できる。 | 3 | |
作用と反作用の関係について、具体例を挙げて説明できる。 | 3 | |
運動の法則について説明できる。 | 3 | |
運動方程式を用いた計算ができる。 | 3 | |
静止摩擦力がはたらいている場合の力のつりあいについて説明できる。 | 3 | |
最大摩擦力に関する計算ができる。 | 3 | |
動摩擦力に関する計算ができる。 | 3 | |
仕事と仕事率に関する計算ができる。 | 3 | |
物体の運動エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
重力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
弾性力による位置エネルギーに関する計算ができる。 | 3 | |
力学的エネルギー保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 3 | |
物体の質量と速度から運動量を求めることができる。 | 3 | |
運動量の差が力積に等しいことを利用して、様々な物理量の計算ができる。 | 3 | |
運動量保存則を様々な物理量の計算に利用できる。 | 3 | |
剛体における力のつり合いに関する計算ができる。 | 3 | |
重心に関する計算ができる。 | 3 | |
熱 | 原子や分子の熱運動と絶対温度との関連について説明できる。 | 3 | |
時間の推移とともに、熱の移動によって熱平衡状態に達することを説明できる。 | 3 | |
熱量の保存則を表す式を立て、熱容量や比熱を求めることができる。 | 3 | |
物体の熱容量と比熱を用いた計算ができる。 | 3 | |
動摩擦力がする仕事は、一般に熱となることを説明できる。 | 3 | |
ボイル・シャルルの法則や理想気体の状態方程式を用いて、気体の圧力、温度、体積に関する計算ができる。 | 3 | |
気体の内部エネルギーについて説明できる。 | 3 | |
熱力学第一法則と定積変化・定圧変化・等温変化・断熱変化について説明できる。 | 3 | |
エネルギーには多くの形態があり互いに変換できることを具体例を挙げて説明できる。 | 3 | |
不可逆変化について理解し、具体例を挙げることができる。 | 3 | |
熱機関の熱効率に関する計算ができる。 | 3 | |