総合国語Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 総合国語Ⅱ
科目番号 0096 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 国語総合現代文編・古典編(大修館書店)
担当教員 近藤 周吾

到達目標

さまざまなジャンルの文章を、構成・主張・展開を分析しながら読む習慣をつける。論理的な文章を書くことができる。小説や古典作品を読み、時代背景や社会情勢をふまえて、描かれた人物を通して、作者のメッセージを読み解く。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的文章や文学的文章を正確に理解し、分かりやすく説明することができる。論理的文章や文学的文章を正確に理解することができる。論理的文章や文学的文章を正確に理解することができない。
評価項目2課題文を踏まえて、600字程度の小論文を3~4段落構成かつ論理的に記述することができる。課題文を踏まえて、600字程度の小論文を構成を考え、ある程度、論理的に記述することができる。課題文を踏まえて、600字程度の小論文を3~4段落構成で、論理的に記述することができない。
評価項目3代表的な古典作品を読み、その内容を正確に理解し、それが文学史的に位置づけ、現代における意義を理解し、分かりやすく説明することができる。代表的な古典を読み、その内容をある程度正確に理解し、それが文学史的に持つ意味や現代における意義を理解することができる。代表的な古典を読み、その内容を理解し、それが文学史的に持つ意味や現代における意義を理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
さまざまなジャンルの文章を、構成・主張・展開を分析しながら読む習慣をつける。論理的な文章を書くことができる。小説や古典作品を読み、時代背景や社会情勢をふまえて、描かれた人物を通して、作者のメッセージを読み解く。
授業の進め方・方法:
原則として講義形式をとるが、小論文や討論など、表現教育の部分では演習形式をとることもある。
注意点:
小テストを行うため、復習をしっかりとして臨んでほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
1年生の復習
授業の概要が理解できる。
1年生で学習した内容を整理し、理解できる。
2週 1年生の復習 1年生で学習した内容を整理し、理解できる。
3週 「矛盾」 1年生で習った漢文分野の知識を理解できる。
4週 「矛盾」 1年生で習った漢文分野の知識を理解できる。
5週 「矛盾」 1年生で習った漢文分野の知識を理解できる。
6週 「先従隗始」 長めの漢文を音読できる。
7週 「先従隗始」 白文に訓点を付けることができる。
8週 「先従隗始」 使役や抑揚の句形を理解し、口語訳できる。
2ndQ
9週 「先従隗始」 使役や抑揚の句形を理解し、口語訳できる。
10週 中国の思想 諸子百家の思想を理解できる。
11週 中国の思想 音読でき、訓点を付けることができる。
12週 中国の思想 内容を理解し、口語訳できる。
13週 中国の思想 内容を理解し、口語訳できる。
14週 これまでの復習 これまでの内容を整理し、定着する。
15週 期末試験 これまでの内容を整理し、定着する。
16週 これまでの復習 期末試験を反省し、これまでの内容を復習し、定着する。
後期
3rdQ
1週 小論文 1年生の復習をし、小論文の基本を確認する。
2週 小論文 反論を想定し、自説を述べることができる。
3週 小論文 段落を意識し、論理的に自説を述べることができる。
4週 小論文 題意を把握し、説得的な結論を述べることができる。
5週 小論文 600字程度の小論文を書くことができる。
6週 甃のうへ 文語自由詩の形式と内容を理解することができる。韻文を暗誦することができる。
7週 一つのメルヘン ソネットの形式と内容を理解することができる。韻文を暗誦することができる。
8週 自分の感受性くらい 口語自由詩の形式と内容を理解することができる。韻文を暗誦することができる。
4thQ
9週 これまでの復習 これまでの内容を復習し、理解を定着させる。
10週 方丈記 方丈記の文学的な位置づけを確認する。冒頭表現を暗誦できる。
11週 生きることと食べることの意味 論理的な文章を段落構成に注目して読み解くことができる。
12週 生きることと食べることの意味 論理的な文章を段落構成に注目して読み解くことができる。
13週 生きることと食べることの意味 論理的な文章を段落構成に注目して読み解くことができる。
14週 高瀬舟 音読し、漢字や語句の読みや意味を確認する。
15週 高瀬舟 安楽死について討論を行い、自分の考えを展開できる。
16週 期末試験 これまでの学習内容を復習し、定着を図る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000