微分積分学Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 微分積分学Ⅱ
科目番号 0100 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 商船学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材
担当教員 河合 均

到達目標

微分を極限や増減の問題を解くことができる.
積分の概念を理解し,基本的な定積分,不貞積分を計算することができる.
積分を,面積・体積・長さの問題に応用することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ロピタルの定理を用いて極限を計算することができる.導関数を用いてグラフの増減,凹凸を求めることができる.導関数を用いてグラフの増減,凹凸を求めることができる.導関数を用いてグラフの増減,凹凸を求めることができない.
評価項目2置換積分の公式,部分積分の公式を用いて,いろいろな不定積分を計算することができる.置換積分の公式を用いて,基本的な不定積分を計算することができる.基本的な不定積分を計算することができない.
評価項目3積分を用い,面積・体積・長さを求める問題を解くことができる.積分を用い,面積を求める問題を解くことができる.積分を用い,面積を求める問題を解くことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
微分を極限や増減の問題を講義する.
積分の概念と,基本的な応用を講義する.
授業の進め方・方法:
教員単独による講義と演習
注意点:
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 不定形の極限 不定形の極限の概念を学び,ロピタルの定理の応用法を学ぶ.
2週 関数の増減,変曲点 第2次導関数を計算することで,グラフの凹凸を求める方法を学ぶ.
3週 関数の最大値,最小値 前回の授業の結果を用い,関数の最大値,最小値を求める方法を学ぶ.
4週 微分と近似 微分の概念を学ぶ.それを用いて,1次近似を求める方法を学ぶ.
5週 不定積分 不定積分,原始関数の概念を学ぶ.
6週 不定積分の計算 置換積分の公式と,その計算法を学ぶ.
7週 不定積分の計算 部分積分の公式と,その計算法を学ぶ.
8週 中間試験
4thQ
9週 定積分 定積分の概念を学ぶ.
10週 定積分の計算 定積分の置換積分の公式と,その計算法を学ぶ.
11週 定積分の計算 定積分の部分積分の公式と,その計算法を学ぶ.
12週 定積分の計算 前回,前々回の授業を元に,いろいりな定積分の計算法を学ぶ.
13週 定積分の応用 定積分を用いて面積を求める方法を学ぶ.
14週 定積分の応用 定積分を用いて体積を求める方法を学ぶ.
15週 定積分の応用 定積分を用いて曲線の長さを求める方法を学ぶ.
16週 期末試験の解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力4000001555
専門的能力2000001030
分野横断的能力100000515