到達目標
共振回路について理解できる。
交流回路の電力，三相交流回路について理解できる。
電気計測，電気設備について理解できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 共振回路について理解できる。 | 共振回路について説明できる。 | 共振回路について説明できない。 |
| 交流回路の電力，三相交流回路について理解できる。 | 交流回路の電力，三相交流回路について説明できる。 | 交流回路の電力，三相交流回路について説明できない。 |
| 電気計測，電気設備について理解できる。 | 電気計測，電気設備について説明できる。 | 電気計測，電気設備について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
航海コースの電気工学はこれで終了するので、交流電気の一般常識としての電気機器、計器の知識と、船内の電気設備について船舶職員としての基礎的な知識を養う。
電気の基礎知識を習得し，基本的な計算を自力で行えるようになる。
授業の進め方・方法:
基本的に固有教室で実施する。必要に応じて電気工学実験室を使用する。
注意点:
評価が60点に満たないものは，願い出により追認試験を受けることが出来る．追認試験の結果，単位の修得が認められた者にあっては，その評価を60点とする．評価方法および評価基準は本試験と同じとする．
【船舶職員法養成施設必要履修科目】
三級海技士（機関）
2 機関に関する科目(その二)
二 電気工学，電子工学及び電気設備
基礎理論
(1)電気設備の全体の構成及び作動
(2)電気設備の重要構成部の形状，材質，結線及び作動
(3)電機，磁気及び電気回路
(5)電気設備の特徴及び比較
運転，試験及び保守
(1)電気設備の使用法
(2)電気設備の開放，清掃，検査，計測，試験，修理，調整及び復旧
故障の探知，故障箇所の発見及び損傷の防止
電気設備の損傷，腐食その他の故障及び異常現象についての模様，原因，処置及び防止
*本講義での電気設備については，以下に示すものとする．
直流電動機，同期発電機，誘導電動機，変圧器，電力変換機器，蓄電池，配電設備
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
共振回路 |
シラバスによる授業の説明
直列共振の計算が出来るようにする
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| 2週 |
共振回路 |
並列共振の計算が出来るようにする
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| 3週 |
交流回路の電力 |
皮相電力，有効電力，無効電力，力率を計算できるようにする
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| 4週 |
三相交流 |
三相交流について，三相交流の発生について理解する
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| 5週 |
三相交流 |
三相交流回路における電流と電圧の関係を理解し，計算できるようにする
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| 6週 |
三相交流回路 |
Y-Y回路の計算が出来るようにする
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| 7週 |
三相交流回路 |
Δ-Δ回路の計算が出来るようにする
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| 8週 |
三相交流回路 |
Y-ΔとΔ-Yの等価変換を理解する
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| 4thQ |
| 9週 |
三相交流回路 |
三相電力の計算が出来るようにする
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| 10週 |
三相交流 |
回転磁界について理解する
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| 11週 |
電気計測 |
測定という用語，標準器，誤差，誤差率の計算などについて理解する
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| 12週 |
電気計測 |
永久磁石可動コイル形計器，可動鉄片形計器，整流形計器などの動作原理について理解する
電子電圧計の構成について理解する
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| 13週 |
電気計測 |
交流ブリッジの原理，電力・電力量・周波数の測定原理を理解する
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| 14週 |
電気計測 |
オシロスコープの原理について理解する
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| 15週 |
期末試験 |
講義内容に関する出題
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| 16週 |
電気設備 |
○成績確認，授業アンケート
照明と照明器具,磁気コンパス,ジャイロコンパス,レーダー
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | レポート | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 70 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 30 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 45 |
| 専門的能力 | 30 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 45 |
| 分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |