国語表現

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 国語表現
科目番号 0112 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 大学生のための日本語表現トレーニング スキルアップ編(三省堂書店2008年)
担当教員 久保 陽子

到達目標

これまでの総合国語の知識を生かしながら、書くことを中心とした国語表現の能力を高めることを目標とする。特に就職、進学した後に必要なビジネス、あるいはアカデミックな文章表現の基礎的な能力を養成する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実用的な文章を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できる。実用的な文章を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いておおむね作成できる。実用的な文章を、相手や目的に応じた体裁や語句を用いて作成できない。
評価項目2報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することがおおむねできる。報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができない。
評価項目3収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。収集した情報を分析し、目的に応じて整理することがおおむねできる。収集した情報を分析し、目的に応じて整理できない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
この授業では大学や社会にでてからの文書作成に役立つよう、さまざまな文章の書き方を学んでいく。実践を重ねることで自らの調査や考察を論理的に書く技術を磨いていく。また書いた文章に関して受講生同士で意見交換を行う。
授業の進め方・方法:
日本語の基本的な運用方法や約束事を講義した上で、実際に文章を書いていく。書いた文章を受講生同士で添削することを通して、気づきの機会とする。また将来の進学・就職のために、企業や大学の調査をし、小論文や履歴書の書き方を実践的に学んでいく。
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)進学・就職に関して、必要な情報を収集し、必要な書類を書く準備をする。
注意点:
課題の文章は必ず仕上げて提出すること。授業の内容は状況に応じて変更する可能性がある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション
自己紹介
授業の概要を理解する。魅力的に自己紹介できるスキルを身につける。
2週 言葉の基本 基本的な言葉の使い方について理解し、正しい文章を書くことができる。
3週 敬語の基礎 敬語の基礎を理解し、適切な敬語を使うことができる。
4週 メール文を書く 公的な場で用いるメールの書くことができる。
5週 手紙を書く 手紙の書式を理解し、お礼文を書くことができる。
6週 説明文を書く 情報を取捨選択しわかりやすい文章を書くことができる。
7週 大学生のレポートの構成1 レポートの構成を理解し、形式を守って書くことができる。
8週 大学生のレポートの構成2 自分の意見を具体的な根拠を上げながら論理的に書くことができる。
2ndQ
9週 文献を調査する 卒業研究で必要な文献を検索できる。
10週 自己PR1 自己を客観的に分析し、長所・短所を相手に伝わるように書くことができる。
11週 自己PR2 面接を想定し自分の人となりを魅力的に話すことができ、また質問にも誠実に答えることができる。
12週 履歴書の作成1 就職したい企業、進学したい大学について調べ、レポートを提出することができる。
13週 履歴書の作成2 履歴書の書式を守って、自己PR文、志望動機など必要な情報を書くことができる。
14週 小論文の書き方1 自分が選んだテーマについて、文章の論点を理解し、それに対し自分の考えを書くことができる。
15週 小論文の書き方2 自分の意見を具体的な根拠を上げながら論理的に書くことができる。
16週 まとめ・その他の文章 提出されたレポートに基づいて評価する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00020800100
基礎的能力0002050070
専門的能力0000000
分野横断的能力000030030