校内練習船実習Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 校内練習船実習Ⅲ
科目番号 0120 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 乗船実習ノート、専門教科で使用中の教科書、はじめての船上英会話(海文堂)
担当教員 中松 英也

到達目標

1.レーダーによる船位測定ができる。
2.六分儀による天体観測ができる。
3.船体構造を理解し、図面を読むことができる。
4.日・月出没、潮汐・潮流を算出できる。
5.航海日誌の記注ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1レーダーによる正確な船位測定が短時間でできる。レーダーによる船位測定ができる。レーダーによる船位測定ができない。
評価項目2六分儀による正確な天体観測が短時間でできる。六分儀による天体観測ができる。六分儀による天体観測ができない。
評価項目3船体構造を十分理解し、図面を読むことができる。船体構造を理解し、図面を読むことができる。船体構造を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
練習船による乗船実習、停泊時の夜間講義
授業の進め方・方法:
・学事予定に定められた日程で実施する。
・実習1週間前に各自に実施要項を配布する。
・乗船実習ノート、電卓を必ず持参すること。
注意点:
・必ず乗船すること。欠席する場合はその理由を担任に連絡すること。
・乗船しなかった場合は、不認となり進級できないことになる。(学生便覧必読)
・所定の理由書を提出して欠席した者については、後日乗船の日時を指示する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習内容の説明(前期乗船実習1泊2日) 実習内容を理解する
2週 船橋、船首及び船尾部署の入出港準備及び作業要領 各部署での入出港準備及び作業を行う
3週 係船機取扱い要領 係船機を取り扱う
4週 船内号令詞、操舵号令詞、機関号令詞 船内号令詞、操舵号令詞、機関号令詞を復習する
5週 船橋当直 船橋当直を行う
6週 同上 同上
7週 レーダの操作法、映像の判読及び船位測定法 レーダの操作法、映像の判読及び船位測定法を学び実践する
8週 同上 同上
2ndQ
9週 同上 同上
10週 陸上物標による船位測定 陸上物標による船位測定を行う
11週 同上 同上
12週 太陽高度の測定法及び真高度の算出 太陽高度の測定法及び真高度の算出を学び実践する
13週 同上 同上
14週 船位通報制度の運用 船位通報制度の運用について学ぶ
15週 同上 同上
16週 期末試験 成績評価、確認
後期
3rdQ
1週 実習内容の説明(後期乗船実習1泊2日) 実習内容を理解する
2週 船橋、船首及び船尾部署の入出港準備及び作業要領 各部署での入出港準備及び作業を行う
3週 同上 同上
4週 船内号令詞、操舵号令詞、機関号令詞 船内号令詞、操舵号令詞、機関号令詞を復習する
5週 同上 同上
6週 船橋当直 船橋当直を行う
7週 同上 同上
8週 同上 同上
4thQ
9週 同上 同上
10週 潮汐、潮流の求め方 潮汐、潮流の求め方を学ぶ
11週 同上 同上
12週 太陽高度の測定法及び真高度の算出 太陽高度の測定法及び真高度の算出を学び実践する
13週 同上 同上
14週 図面の見方、船体構造 図面の見方、船体構造を学ぶ
15週 同上 同上
16週 期末試験 成績評価、確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験乗船実習相互評価態度ポートフォリオその他合計合計
総合評価割合50500000100200
基礎的能力50500000100200
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000