概要:
船舶の静的な力の釣合メカニズムや,喫水変動・重心変動・縦傾斜・横傾斜などの計算方法を学ぶ
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する
注意点:
級海技士第1種船舶職員養成施設 運用に関する科目の一部(船舶の構造・設備・復原性及び損傷制御)・機関に関する科目の一部(プロペラ装備) に該当。
定期試験(70%)と提出物(30%)により総合的に評価する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(航海) | 船舶工学 | 水の物理的性質(重量、 圧縮性、 粘性)について説明できる。 | 4 | |
基礎的な静水力学(アルキメデスの原理、パスカルの原理)について説明できる。 | 4 | |
基礎的な動水力学(層流と乱流、流量と流速、ベルヌーイの定理)について説明できる。 | 4 | |
商船系分野(機関) | 流体力学 | 流体の性質を表す各種物理量の定義と単位を、説明できる。 | 4 | |
浮揚体に作用する力のつり合いについて認識し、浮力を計算できる。 | 4 | |
層流と乱流の違いを説明できる。 | 4 | |
ベルヌーイの式と連続の式を用いて流速および流量を計算できる。 | 4 | |
船体に作用する抵抗の種類(摩擦抵抗、造波抵抗など)について、説明できる。 | 4 | |
流れの中に存在する物体に作用する抗力および揚力について説明できる。 | 4 | |
抗力係数および揚力係数を用いて、抗力および揚力を計算できる。 | 4 | |