到達目標
以下の項目を目標とする:
(1)IoTの基本について理解できる
(2)各種センサの作動原理を理解できる
IoTの普及によってセンサ技術は世の中でより重要な位置を占めるようになってきている。
各種センサはどのような仕組みで、どのように動いているか、の基礎力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | IoTの基本について説明できる | IoTの基本について理解できる | IoTの基本について理解できない |
評価項目2 | 各種センサについて説明できる | 各種センサについて理解できる | 各種センサについて理解できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
IoTの概要や、それに利用される各種センサの作動原理などの基礎知識について
身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
授業は、講義、演習を組み合わせて実施する。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておくこと
(授業外学習・事後)授業内容の復習を行うこと
注意点:
評価割合に示した通り、課題の評価が1/3を下回る場合、定期試験で満点を取っても単位を認定できない。
学修単位のため、30時間相当の授業外学習が必要である。
各授業ごとに事前学習、事後学習が必要である。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
IoTの基礎知識 |
IoTの基本について理解する
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2週 |
センサの基礎知識 |
センサの基本について理解する
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3週 |
光センサと赤外線センサ |
光センサと赤外線センサについて理解する
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4週 |
温度センサと湿度センサ |
温度センサと湿度センサについて理解する
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5週 |
加速度センサと音圧センサ |
加速度センサと音圧センサについて理解する
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6週 |
角速度センサと速度センサ |
角速度センサと速度センサについて理解する
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7週 |
距離センサとひずみゲージ |
距離センサとひずみゲージについて理解する
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8週 |
圧力センサと力覚センサと磁気センサ |
圧力センサと力覚センサと磁気センサについて理解する
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2ndQ |
9週 |
CO2センサとO2センサ |
CO2センサとO2センサについて理解する
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10週 |
土壌水分量センサとpHセンサ |
土壌水分量センサとpHセンサについて理解する
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11週 |
脈波センサとカメラ |
脈波センサとカメラについて理解する
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12週 |
情報処理センサ |
情報処理センサについて理解する
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13週 |
IoTの活用事例 |
IoTにおいてセンサ技術がどのように活用されているかを理解する
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14週 |
本授業のまとめ |
本授業の全体の内容について理解する
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15週 |
期末試験 |
期末試験を実施する
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16週 |
期末試験答案返却、解説、授業アンケート等 |
期末試験答案返却、解説、授業アンケート等を行う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | 物理 | 電気 | オームの法則から、電圧、電流、抵抗に関する計算ができる。 | 3 | |
抵抗を直列接続、及び並列接続したときの合成抵抗の値を求めることができる。 | 3 | |
ジュール熱や電力を求めることができる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(機関) | 電気電子工学 | 直列回路、並列回路に流れる電流の計算ができる。 | 4 | |
電流と磁気の関係について説明できる。 | 4 | |
LCRを用いた交流回路の計算ができる。 | 4 | |
三相交流について説明できる。 | 4 | |
電動機の構造、原理を説明できる。 | 4 | |
電動機の巻線について説明できる。 | 4 | |
電動機の操作方法を説明できる。 | 4 | |
整流回路の働き、使用方法について説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 60 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 40 | 60 | 100 |