体育Ⅳ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 体育Ⅳ
科目番号 0139 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「Active Sports 総合版」 大修館書店
担当教員 大橋 千里

到達目標

(1)運動への関心、向上心を高めることができる。
(2)仲間と協同しながら、自らの役割を果たすことができる。
(3)フェアプレイ精神に則って競争する中で、相手を尊重し規律を守ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1体力テストを自己評価し、体力の向上を目指した活動内容を組み立てることができる。体力テストを自己評価し、客観的データから自らの体力レベルを把握することができる。体力テストを自己評価し、客観的データから自らの体力レベルを把握することができない。
評価項目2チームの目標達成のために、自らの役割を理解し、一員としてチームに貢献している。チームの目標達成のために、自らの役割を理解し、一員としてチームに貢献しようと努力できる。チームの目標達成のために、自らの役割を理解し、一員としてチームに貢献する方法がわからない。
評価項目3相手を尊重し、ルールや規律を守りながら公正にゲームを展開することができる。相手を尊重し、ルールや規律を守りながら公正にゲームを行う重要性を理解している。相手を尊重し、ルールや規律を守りながら公正にゲームを行う重要性を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
(1)運動不足などの不健康行動の改善へ向け、自らの問題行動を自らの意思で解決する方法と態度を学ぶ。
(2)チームでの目標達成へ向け、それぞれが役割を果たし、協力し、まとめる、といったコミュニケーション、リーダーシップの態度を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業の1、2週目は自らの体力レベル縦断的・横断的に評価をするをために体力テストを実施する。授業形態は選択制体育を採用し、体力テストの結果に基づいて、学生自らの運動に対するニーズや能力、体力レベルに応じて種目を選択することができる。
注意点:
(授業改善策) 安全に対する態度を促す。
第3週~第15週(全13回)において、上記6種目の内、2種目を選択し、6回を同一種目で継続する(6回*2種目=全12回)。ただし第3週の選択体育初回は移行期間として種目変更を認める。
※評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、評価の基準を満たし単位の修得が認められた者にあたっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明
新体力テスト
体育Ⅳの授業目標と内容を理解する。新体力テストの測定をし、自らの体力レベルを知る。
2週 新体力テスト 新体力テストの測定をし、自らの体力レベルから、向上すべき体力要素に気づく。
3週 選択体育
(バスケットボール、ビーチバレー、フットサル、卓球)
自らの運動ニーズから競技を選択することができる
4週 選択体育
(バスケットボール、ビーチバレー、フットサル、卓球)
仲間と協力してコートや用具を準備し、安全に留意しながら練習することができる。
5週 選択体育
(バスケットボール、ビーチバレー、フットサル、卓球)
種目間でグルーピングし、チームの到達目標について話し合うことができる。
6週 選択体育
(バスケットボール、ビーチバレー、フットサル、卓球)
選択した種目に必要な技術を理解し、練習方法を仲間と工夫することができる。
7週 選択体育
(バスケットボール、ビーチバレー、フットサル、卓球)
より高い技術を身につけるために、仲間と学び合うことができる。
8週 選択体育
(バスケットボール、ビーチバレー、フットサル、卓球)
簡易なルールによるゲームを仲間と楽しむことができる。
2ndQ
9週 選択体育
(ビーチバレー、アルティメット、バスケットボール、バドミントン)
種目間でグルーピングし、チームの到達目標について話し合うことができる。
10週 選択体育
(ビーチバレー、アルティメット、バスケットボール、バドミントン)
より高い技術を身につけるために、仲間と学び合うことができる。
11週 選択体育
(ビーチバレー、アルティメット、バスケットボール、バドミントン)
個人戦術・グループ戦術を身につけるために、仲間と学び合うことができる。
12週 選択体育
(ビーチバレー、アルティメット、バスケットボール、バドミントン)
公正な審判のジャッジの下で、ゲームを行うことができる。
13週 選択体育
(ビーチバレー、アルティメット、バスケットボール、バドミントン)
簡易なルールによるゲームを仲間と楽しむことができる。
14週 選択体育
(ビーチバレー、アルティメット、バスケットボール、バドミントン)
選択した種目のルールに則った、安全かつ、フェアな試合を行うことができる。
15週 選択体育 振り返り
成績確認
これまでの体育での取り組みを自己評価、相互評価する。生涯スポーツと選択種目についてのレポート作成。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合3000104020100
基礎的能力300000030
専門的能力0000402060
分野横断的能力00010010