到達目標
1.船舶の運航に必要な基礎的標準海事英語を習得する。
2.標準海事通信用語を使用して航海情報を伝えることができる。
3.海事英語によるコミュニケーション能力を習得する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 専門英語を十分理解し、説明できる。 | 専門英語を理解し、説明できる。 | 専門英語を理解し説明できない。 |
評価項目2 | 標準海事通信用語を使用して航海情報を伝えることができる。 | 標準海事通信用語を理解し、英語で航海情報を伝えることができる。 | 英語で航海情報を伝えることができない。 |
評価項目3 | 海事英語で十分会話することができる。 | 英語で会話することができる。 | 英語で会話することができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
船舶職員に必要とされる専門英語の知識およびコミュニケーション能力を養う。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義・演習を行う。
事前に行う準備学習:前回の講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと
(授業外学習・事前)授業内容を予習しておく。
(授業外学習・事後)授業内容に関する課題を解く。
注意点:
3級海技士(航海)第1種船舶職員養成施設 上級航海英語講習に該当。
成績評価は、定期試験(70%)と演習・提出物等(30%)による100点法とする。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス SMCPの基本 |
SMCPについて説明できる。 講義の進め方や課題等について説明できる。
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2週 |
総説・航海術語 |
SMCPで定められている通信方法について説明できる。 航海術語を説明している英文を読むことができる。
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3週 |
操船 |
英語で航海当直時の基本的なコミュニケーションを取ることができる。 英語で周囲の状況を船長に報告できる。
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4週 |
船内における安全1 |
英語で緊急事態(火災、浸水等)発生時における乗組員とのコミュニケーションを取ることができる。
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5週 |
船内における安全2 |
英語で緊急事態(作業中の事故、落水等)発生時における乗組員とのコミュニケーションを取ることができる。
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6週 |
貨物及び貨物の取扱い |
英語で乗組員に対しTool Box Meetingを実施することができる。 英語で荷役中のコミュニケーションを取ることができる。
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7週 |
乗客の保護 |
英語で操練を計画し、実施することができる。 英語で緊急時における注意事項を乗客に説明できる。
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8週 |
中間試験 |
第1週~第7週の内容の理解度を測る試験を行う。
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2ndQ |
9週 |
遭難通信 |
英語で遭難通信を行い、状況説明をすることができる。 英語で遭難通信を受信した際のコミュニケーションを取ることができる。
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10週 |
緊急通信 |
英語で緊急通信を行い、状況説明をすることができる。 英語で緊急通信を受信した際のコミュニケーションを取ることができる。
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11週 |
安全通信 |
英語での航行警報を理解することができる。 英語で航行警報の内容を船長に報告することができる。
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12週 |
水先・特殊事項 |
英語で水先人の要請や乗船時のコミュニケーションを取ることができる。 英語でその他の手配に関するコミュニケーションを取ることができる。
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13週 |
船舶交通サービス(VTS)標準用語 |
英語でVTSとの通信を行うことができる。
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14週 |
演習 |
学習した内容の総合的演習
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15週 |
期末試験 |
第9週~第14週の内容の理解度を測る試験を行う。
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16週 |
答案返却、解説、評価確認、授業アンケート |
答案返却、解説、評価確認、授業アンケート
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 40 |
専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 60 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |