英語演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語演習Ⅲ
科目番号 0152 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 66 WAYS TO SAVE THE EARTH(南雲堂)
担当教員 須加 光

到達目標

①日常生活やSDG'sに関する話題で英語を使う場面を想定し、テキストの読解とプレゼンテーションの演習を通して英語使用場面の擬似練習を行う。②プレゼンテーションの作成と発表を行うことで聴衆を意識した英語の運用に慣れる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1既習の英文法項目が複合的に使われていてもこれを理解して、テキストの内容を正確に読み取ることができる既習の英文法項目を理解して、テキストの概要を正しく読み取ることができる既習の英文法項目が理解できないため、テキストの概要さえも読み取ることができない
評価項目2テキストの内容について、効果的な表現・語彙を用いて聞き手の興味を引き付けるプレゼンテーションを行うことができるテキストの内容について、適切な表現や語彙を用いてプレゼンテーションを行うことができる。テキストの内容を説明するために適切な表現や語彙を運用することが困難であり、基礎的なプレゼンテーション行うことができない。
評価項目3自然な速度で話されるプレゼンテーションを聞いてその内容を正確に理解することができる自然な速度で話されるプレゼンテーションを聞いてその概要を把握することができる自然な速度で話されるプレゼンテーションを聞いてその概要を理解することができない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
SDG'sに関連するテキストを用いて英文の内容理解について基礎的な読解力を向上させ、読み取った内容をもとに効果的なプレゼンテーションの作成と発表などの演習を行うことにより発表者のスピーキング能力と聞き手のリスニング能力を高める。以上の演習を通して実践的な英語の運用能力を養う。
授業の進め方・方法:
・テキストを使用した教師単独の講義形式の授業。
・授業はテキストの①読解、②プレゼンテーションの作成、③発表の三つの手順で展開する。
注意点:
①題材に関するレポートの提出とプレゼンテーションを行う。②課題の提出期限を守ること。③本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
・評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。
・追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
Chapter 1 Check What You Eat
授業の進め方と授業内容・方法について理解する。
効果的なプレゼンテーションの作成方法について理解する。
2週 Chapter 1 Check What You Eat 聞き手の興味を引き付ける効果的なプレゼンテーションを行う。
3週 Chapter 2 Save Energy 題材の概要を把握し、その内容を説明するプレゼンテーションを作成する。
4週 Chapter 2 Save Energy 聞き手の興味を引き付ける効果的なプレゼンテーションを行う。
5週 Chapter 3 Do Not Throw Away 題材の概要を把握し、その内容を説明するプレゼンテーションを作成する。
6週 Chapter 3 Do Not Throw Away 聞き手の興味を引き付ける効果的なプレゼンテーションを行う。
7週 Chapter 4 Be Aware of Your Everyday Life 題材の概要を把握し、その内容を説明するプレゼンテーションを作成する。
8週 Chapter 4 Be Aware of Your Everyday Life 聞き手の興味を引き付ける効果的なプレゼンテーションを行う。
4thQ
9週 Chapter 5 Take Care of Yourself 題材の概要を把握し、その内容を説明するプレゼンテーションを作成する。
10週 Chapter 5 Take Care of Yourself 聞き手の興味を引き付ける効果的なプレゼンテーションを行う。
11週 Chapter 6 Be a Smart Consumer 題材の概要を把握し、その内容を説明するプレゼンテーションを作成する。
12週 Chapter 6 Be a Smart Consumer 聞き手の興味を引き付ける効果的なプレゼンテーションを行う。
13週 Chapter 7 Good-Bye, Mr. Car
Chapter 8 Protect the Wild
題材の概要を把握し、その内容を説明するプレゼンテーションを作成する。
14週 Chapter 7 Good-Bye, Mr. Car
Chapter 8 Protect the Wild
聞き手の興味を引き付ける効果的なプレゼンテーションを行う。
15週 Final Exam 前期の授業内容を中心とした試験
16週 Evaluation 成績評価・確認及び前期の授業内容の総復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3後9,後10,後11
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3後9,後10,後11
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験発表レポート相互評価合計
総合評価割合5020201000100
基礎的能力5020201000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000