海事法Ⅰ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 海事法Ⅰ
科目番号 0155 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 海技試験六法(国土交通省監修:成山堂)、海事法(海事法研究会編:海文堂)
担当教員 千葉 元

到達目標

海事法及び海事国際条約が制定されるに至った背景や、意義、目的、内容を学び、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識を身につける。将来業務に従事した際に、業務内容に関連する法律を自ら調査する能力を身につける。ここでは、「船舶職員法及び小型船舶操縦者法」,「船員法」,「船舶」,「船員労働安全衛生規則」の理解を目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1船舶職員法と船員法について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識の詳細を身につける。船舶職員法と船員法について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識の概要を身につける。船舶職員法と船員法について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識が身についていない。
評価項目2船舶法について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識を詳細を身につける。船舶法について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識を概要を身につける。船舶法について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識が身についていない。
評価項目3船員労働安全衛生規則について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識を詳細に身につける。船員労働安全衛生規則について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識を概要に身につける。船員労働安全衛生規則について、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識が身についていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海事法及び海事国際条約が制定されるに至った背景や、意義、目的、内容を学び、船舶職員に必要な法的なものの考え方と知識を身につける。将来業務に従事した際に、業務内容に関連する法律を自ら調査する能力を身につける。ここでは、「船舶職員法及び小型船舶操縦者法」,「船員法」,「船舶」,「船員労働安全衛生規則」の理解を目標とする。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を基本とし、適宜課題演習を実施する。
注意点:
本科目の評価点数の内訳は、試験の成績を80%(中間,期末試験の合計)、課題の成績を20%とする。 3級海技士(航海)第1種船舶職員養成施設、必要履修科目
  法規に関する科目 4単位のうち 2単位
3級海技士(機関)第1種船舶職員養成施設、必要履修科目
  執務一般に関する科目 3単位のうち 1単位

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 講義方針、予定、方法等を理解する。
2週 船舶職員法及び小型船舶操縦者法 海技士の種類、職務範囲、取得方法ついて理解する。
3週 船舶職員法及び小型船舶操縦者法 海技士の種類、職務範囲、取得方法ついて理解する。
4週 船舶職員法及び小型船舶操縦者法 海上交通法、電波法との関連性について理解する。
5週 船員法 STCW条約、SOLAS条約について理解する。
6週 船員法 船員法上の船長、船員、船舶所有者について理解する。
7週 船員法 船長の権限と義務理解する。
8週 中間試験 1回~7回までの講義内容を理解するために、中間試験を実施する
2ndQ
9週 船員法 医師及び衛生管理者、女子船員、年少船員について理解する。
10週 船舶法 日本船舶の権利・義務を理解する。
11週 船舶法 日本船舶の権利・義務を理解する。
12週 船員労働安全衛生規則 実際の船員の業務との関連性について理解する。
13週 船員労働安全衛生規則 実際の船員の業務との関連性について理解する。
14週 船員労働安全衛生規則 船員法、船舶職員法及び小型船舶操縦者法、交通法との関連性を理解する。
15週 期末試験 1回~14回までの講義内容を理解するために、期末試験を実施する
16週 成績確認 期末試験の成績確認を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000