材料学特論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 材料学特論
科目番号 0165 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 特になし 配布プリントで授業を行う
担当教員 水谷 淳之介

到達目標

基礎的な材料について理解を深める

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 金属材料の用途固溶体の種類とそれぞれの特徴を理解している。金属の特徴を理解している。材料の用途による分類を理解していない。
評価項目2 金属の性質と製造方法アルミニウムの精錬工程を理解している。鉄鋼材料の製造過程を理解している。鉄鋼材料の性質を理解していない。
評価項目3 金属材料の強度試験非破壊検査方法の種類と原理を理解している。疲労試験およびクリープ試験方法を理解している。金属の機械的性質の種類を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
一般的な材料について理解を深めるとともに、最新の材料についても説明を行う。また、材料の評価に必要な基礎的なセンサについても説明を行う。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義+演習
学修単位のため、30時間相当の授業外学習が必要である。
授業外学習・事前:授業内容を予習しておく。
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く。
注意点:
評価が60点に満たないものは,願い出により追認試験を受けることが出来る.追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする.評価方法および評価基準は本試験と同じとする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明、工業材料と社会生活1 シラバスの説明、身の回りの製品に使われる材料
2週 工業材料と社会生活2 工業材料の分類と性質
3週 工業材料の構造と性質1 工業材料の構成物質
4週 工業材料の構造と性質2 物質の性質と化学結合
5週 工業材料の構造と性質3 物質の状態変化と構造
6週 金属材料1 金属材料の種類と性質、鉄鋼
7週 金属材料2 アルミニウム合金、銅、ニッケル、チタン合金
8週 金属材料3 金属材料の製造・加工
2ndQ
9週 セラミックス材料 セラミックス材料の種類と性質、製造と加工
10週 複合材料、新素材 複合材料とは、特徴と製品、金属系新素材、セラミック系新素材、高分子系新素材
11週 工業材料の検査1 機械的性質の検査
12週 工業材料の検査2 電子顕微鏡、非破壊検査
13週 工業材料と環境1 工業材料と資源
14週 工業材料と環境2 リサイクルとこれからの工業材料
15週 期末試験 講義の内容について出題する
16週 学年末成績確認、授業評価アンケート 学年末試験解答・解説、成績確認、授業評価アンケートを実施する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ課題合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000