航海科学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 航海科学
科目番号 0170 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 講義資料(http://yhp2.nc-toyama.ac.jp/lecture/mkawai/specificnav/specific.html)
担当教員 河合 雅司

到達目標

1.衛星航法システムの基礎になっている万有引力の法則について、その誕生の歴史を理解し説明できる。
2.ケプラーの法則から万有引力の法則を導出できる。
3.電波航法の専門用語について、理解し説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1万有引力の法則の誕生の歴史について理解し詳しく説明できる。万有引力誕生の歴史について理解しおおむね説明できる。万有引力誕生の歴史について説明できない。
評価項目2ケプラーの法則から万有引力の法則を導出できる。ケプラーの法則から万有引力の法則をおおむね導出できる。ケプラーの法則から万有引力の法則を導出できない。
評価項目3電波航法の専門用語について正確に説明できる。電波航法の専門用語について概略説明できる。電波航法の専門用語について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現在、多くの分野で測位に利用されている衛星航法システムでは、万有引力の法則等により衛星に作用する力を求めて衛星運動方程式を積分することにより、衛星軌道(位置と速度)を求めている。ここでは、万有引力の法則について、歴史的背景を含めて講義するとともに電波航法の専門用語についても解説する。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する。
注意点:
定期試験70点、課題30点で評価する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスと航海学について
(2)航海学とは何か?について歴史的視点から講義する。
航海学とは何かについて説明できる。
2週 世界観の変革1 アリストテレスの天動説から大航海時代までの世界観の変革について説明できる。
3週 世界観の変革2 コぺルニクスの地道説からニュートンの万有引力の法則までの歴史について説明できる。
4週 ケプラーの法則 ケプラーの法則について説明できる。
5週 万有引力の法則の導出1 惑星の加速度が太陽に向かうことを証明できる。
6週 同上 同上
7週 万有引力の法則の導出2 惑星に作用する加速度が距離の2乗に反比例することを証明できる。
8週 中間試験 中間試験
2ndQ
9週 万有引力の法則の導出3 ケプラーの法則から万有引力の法則を導出できる。
10週 同上 同上
11週 万有引力の法則の導出のまとめ 同上
12週 電波航法の専門用語 電波航法の専門用語について説明できる。
13週 同上 同上
14週 同上 同上
15週 期末試験 期末試験
16週 期末試験の返却、解答。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力3500001550
専門的能力3500001550
分野横断的能力0000000