航海実務

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 航海実務
科目番号 0174 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 講義用に作成されたプリントおよび問題
担当教員 西井 典子

到達目標

卒業後の進路で必要となる海技関連の知識と実力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1航海に関する学習内容のすべてを自分なりに説明できる航海に関する分野の専門用語を理解し説明できる航海に関する分野の専門用語を理解できない
評価項目2運用に関する学習内容のすべてを自分なりに説明できる運用に関する分野の専門用語を理解し説明できる運用に関する分野の専門用語を理解できない
評価項目3法規に関する学習内容のすべてを自分なりに説明できる法規に関する分野の専門用語を理解し説明できる法規に関する分野の専門用語を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
海技士国家試験(記述・口述)の問題を参考にして航海コース学生が習得すべき専門知識を分野に分けて深く学習する。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義と演習を実施する。
注意点:
期末試験と演習により評価する。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の習得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 航海に関する学習 航路標識(海図図式、灯光などを含む)
2週 航海に関する学習 航海計器(ジャイロコンパス、レーダー、オートパイロット、ECDIS他)
電波航法(ロラン、GPS、ARPA)
3週 航海に関する学習 地文航法、天文航法
4週 航海に関する学習 航海計画(航路の選定・図示、狭水道や特殊な水域における航海計画の立案)
5週 運用に関する学習 船体各部構造、復原性、トリム、入渠および出渠
6週 運用に関する学習 気象および海象、荒天操船時に注意すべきこと
7週 運用に関する学習 船舶の操縦性能、一般運用、特殊運用
8週 運用に関する学習 貨物の取扱い、積付け、危険物の運送管理
2ndQ
9週 法規に関する学習 海上衝突予防法、海上交通安全法、港則法
10週 法規に関する学習 海上交通法規の適用と衝突事例
11週 法規に関する学習 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律など
12週 法規に関する学習 船員法、船舶安全法、船員労働安全衛生規則、商法など
13週 総合演習、操船 海技試験問題を例にして演習を行う。
シミュレーターなどを使用して避航操船を演習する。
14週 総合演習、操船、英語 シミュレーターなどを使用して実海域を想定した操船演習を行う。
15週 期末試験
1週から14週までの学習について理解度を問う。
16週 答案返却 解説
授業アンケートなど

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力0000000
専門的能力80000020100
分野横断的能力0000000