体育Ⅴ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 体育Ⅴ
科目番号 0179 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「Active Sports 総合版」 大修館書店
担当教員 大橋 千里,林 直人

到達目標

(1)自分の体力レベルを客観的データから評価し、体力の向上を目指した運動を行うことができる。
(2)自分の能力に適した課題解決に向け、自らの技能を上達させるようになる。
(3)安全に留意しながら、仲間と協同しながらレベルの高いゲームを展開することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1体力テストを自己評価し、ターゲットとなる体力要素を高めるための種目選択し、活動内容を工夫することができる。体力テストを自己評価し、ターゲットとなる体力要素を高めるための種目選択ができる。体力テストの自己評価なら、向上すべき体力要素を認識することができない。。
評価項目2専門的技術を体系的な基礎練習を通じて習得し、ゲームの中で発揮することができる。専門的技術の習得を目指して基礎練習に取り組み、ゲームで生かそうと努力することができる。専門的技術を習得するための基礎練習を組み立てることができない。
評価項目3チームの一員として、仲間と協同し、高度な戦術を用いたゲームを展開することができる。チームの一員として、仲間と協同しながらゲームを展開することができる。チームの一員として、仲間と協同しながらゲームを展開することができない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
(1)自らの意思で運動種目を選択し、運動不足の問題改善を図るべく、生涯にわたってスポーツを楽しむ実践力の育成をはかる。
(2)身体活動を通じて、仲間とのコミュニケーションを育むことで、心の豊かさと健康を実感し、また、集団での役割を学ぶことで、人間社会の形成に貢献できる船員の育成を図る。
授業の進め方・方法:
授業の1、2週目は自らの体力レベル縦断的・横断的に評価をするをために体力テストを実施する。授業形態は選択制体育を採用し、体力テストの結果に基づいて、学生自らの運動に対するニーズや能力、体力レベルに応じて種目を選択することができる。
注意点:
(授業改善策) 安全に対する態度を促す。
第3週~第15週(全13回)において、上記6種目の内、2種目を選択し、6回を同一種目で継続する(6回*2種目=全12回)。ただし第3週の選択体育初回は移行期間として種目変更を認める。
※評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、評価の基準を満たし単位の修得が認められた者にあたっては、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明
新体力テスト
体育Ⅴの授業目標と内容を理解する。新体力テストの測定をし、自らの体力レベルを知る。
2週 新体力テスト 新体力テストの測定をし、自らの体力レベルから、向上すべき体力要素に気づく。企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。
3週 選択体育
(ソフトボール、ビーチバレー、フットサル、テニス)
自らの体力レベルと運動ニーズから適した競技を選択することができる。
4週 選択体育
(ソフトボール、ビーチバレー、フットサル、テニス)
仲間と協力してコートや用具を準備し、安全に留意しながら練習することができる。チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。
5週 選択体育
(ソフトボール、ビーチバレー、フットサル、テニス)
同じ種目を選択した仲間と、その種目としての到達目標を立てることができる。目標の実現に向けて自らを律して行動できる。
6週 選択体育
(ソフトボール、ビーチバレー、フットサル、テニス)
選択した種目に必要な技術を理解し、技能を高めるための練習方法を工夫することができる。
7週 選択体育
(ソフトボール、ビーチバレー、フットサル、テニス)
より高い技術を身につけるために、仲間と学び合うことができる。
8週 選択体育
(ソフトボール、ビーチバレー、フットサル、テニス)
簡易なルールによるゲームを楽しむことができる。
2ndQ
9週 選択体育
(ビーチバレー、フットサル、テニス、バドミントン)
選択した種目に必要な技術を理解し、技能を高めるための練習方法を工夫することができる。
10週 選択体育
(ビーチバレー、フットサル、テニス、バドミントン)
競技ルールに則った、安全かつ、フェアな試合を行うことができる。
11週 選択体育
(ビーチバレー、フットサル、テニス、バドミントン)
個人・グループ戦術を高めるための基本練習を仲間とともに工夫することができる。
12週 選択体育
(ビーチバレー、フットサル、テニス、バドミントン)
チーム戦術を高めるための基本練習を仲間とともに工夫することができる。社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。
13週 選択体育
(ビーチバレー、フットサル、テニス、バドミントン)
公正な審判のジャッジの下で、ゲームを行うことができる。
14週 選択体育
(ビーチバレー、フットサル、テニス、バドミントン)
仲間からの助言など、外在的フィードバックにより、高いレベルの戦術に挑戦することができる。
15週 選択体育 振り返り これまでの体育での取り組みを自己評価、相互評価する。高専で学んだ体育の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを認識し、説明できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前2,前3,前4,前7
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前7,前8,前10,前12,前13,前14
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前12,前13,前14
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前12,前13,前14
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前5,前6,前7,前11,前12,前13,前14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合100020700100
基礎的能力100000010
専門的能力000050050
分野横断的能力0002020040