航海英語Ⅱ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 航海英語Ⅱ
科目番号 0190 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「海事基礎英語」高木直之・内田洋子著 海文堂/「1・2級海技士はじめての英語指南書」海事人材育成プロジェクト 海文堂
担当教員 西井 典子

到達目標

1.船舶の運航に必要な基礎的標準海事英語を習得する。
2.標準海事通信用語を使用して航海情報を伝えることができる。
3.海事英語によるコミュニケーション能力を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1専門英語を十分理解し、説明できる。専門英語を理解し、説明できる。専門英語を理解し説明できない。
評価項目2標準海事通信用語を使用して航海情報を伝えることができる。標準海事通信用語を理解し、英語で航海情報を伝えることができる。英語で航海情報を伝えることができない。
評価項目3海事英語で十分会話することができる。英語で会話することができる。英語で会話することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
船舶職員に必要とされる専門英語の知識およびコミュニケーション能力を養う。
授業の進め方・方法:
教員2名により講義・演習を行う。
注意点:
上級航海英語講習に対応。
各教員で50点分を評価し、その評点を総合した100点法により評価する。評点については、期末テスト、 小テスト、 課題を総合的に評価したものとする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 総説、SMCPの基本-1 SMCPの使用に関する基本用語、数字、応答、感度調整、位置、方位、針路、距離、速力等
2週 SMCPの基本-2 SMCPの使用に関する基本用語、数字、応答、感度調整、位置、方位、針路、距離、速力等
3週 自船情報の通報 目的地、喫水、余裕水深、積荷等
4週 操舵号令、当直引継ぎ 操舵号令、機関号令、スラスター号令、当直引継ぎ
5週 投錨、抜錨、錨泊 投錨、抜錨、錨泊の内外通信
6週 出入港 着桟、離桟、タグ、外部通信
7週 水先 水先要請、水先人の乗下船、船橋における水先人
8週 中間試験 第1週~第7週の内容の理解度を測る試験を行う。
2ndQ
9週 VTSとの交信 取り締まり、安全のための連絡
10週 遭難通信 遭難時の通信
11週 捜索救助活動 捜索・救助の依頼、捜索救助活動、医療援助等
12週 緊急通信及び安全通信 緊急通信、安全通信、安全通報
13週 航海警報 標識、浮流物、海底の状況等各種航海警報
14週 演習 学習した内容の総合的演習
15週 期末試験 第9週~第14週の内容の理解度を測る試験を行う。
16週 答案返却、解説、授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力3000001040
専門的能力4000002060
分野横断的能力0000000