到達目標
〇生命倫理学を学ぶことを通して道徳的な判断力を身につける。
〇文章で的確に表現する力を養う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安(優) | 標準的な到達レベルの目安(良) | 未到達レベルの目安(不可) |
評価項目1 | 生命倫理学を学ぶことを通して道徳的な判断力を非常によく身につけている。 | 生命倫理学を学ぶことを通して道徳的な判断力を身につけている。 | 生命倫理学を学ぶことを通して道徳的な判断力を身につけていない。 |
評価項目2 | 文章で的確に表現する力を非常によく養っている。 | 文章で的確に表現する力を養っている。 | 文章で的確に表現する力を養っていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生命倫理をめぐって現代哲学でどういう議論が行われているのかを概観する。
授業の進め方・方法:
講義を中心とする。
注意点:
学生の理解度や関心度に応じて授業計画を適宜、変更する場合がある。成績評価は期末試験によって行う。
本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。
評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス、ロバート・ヴィーチによる医師と患者の関係の四分類 |
患者と医師はどういう関係にあることが望ましいとヴィーチは考えたのかなどを理解する。
|
2週 |
生命倫理学においてトム・ビーチャムとジェイムズ・チルドレスが提示した四つの基本原理 |
現在、生命倫理学ではどういったことが基本原理とみなされているのかを理解する。
|
3週 |
インフォームド・コンセント(十分な説明を受けた上での同意)の倫理 |
インフォームド・コンセントとその背景にある考え方を理解する。
|
4週 |
生命の尊厳(SOL)を重要視する立場と生活の質(QOL)を重要視する立場 |
生命・生活をめぐる代表的な二つの立場を理解する。
|
5週 |
生殖技術の倫理 |
生殖技術をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
6週 |
出生前診断の倫理 |
出生前診断をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
7週 |
遺伝子診断の倫理 |
遺伝子診断をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
8週 |
クローン技術の倫理 |
クローン技術をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
4thQ |
9週 |
人工妊娠中絶と優生学 |
人工妊娠中絶などをめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
10週 |
人体実験とヘルシンキ宣言 |
人体実験をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
11週 |
脳死と植物状態 |
脳死と植物状態をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
12週 |
臓器移植の倫理 |
臓器移植をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
13週 |
終末期医療(ターミナル・ケア)の倫理 |
終末期医療をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
14週 |
安楽死・尊厳死とリビング・ウィル |
安楽死や尊厳死をめぐってどういう議論が行われているのかを理解する。
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
期末試験の解説 |
試験の解説。
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |