総合英語Ⅴ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 総合英語Ⅴ
科目番号 0193 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 Time to Start Learn from Your Errors! (南雲堂)
担当教員 宍戸 公子

到達目標

将来の国際化社会(英語でのコミュニケーションが求められる職場環境等)への対応準備として和製英語からの脱却を図る。日本語直訳の英語ではなく、正しい英語の基本を理解し習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 語彙・文法力各ユニットで示された語彙・文法を理解し、自発的に正しく使うことができる各ユニットで示された語彙・文法を理解し、テキストの練習に即して正しく使うことができる各ユニットで示された語彙・文法の理解が不十分なため、テキストの練習問題に間違いが目立つ
評価項目2 応用力・表現力各ユニットの会話文の内容を理解し、完璧にアウトプットできる。また自発的に応用会話(または作文)ができる。各ユニットの会話文の内容を理解し、ほぼ間違えずにアウトプットできる。またキーワードがあれば、応用会話(作文)ができる。各ユニットの会話文の内容理解が不十分なため、アウトプットに間違いが目立つ、またはできない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
「日本語での発想→日本語直訳による間違った英語」を克服するため、「気づき」に焦点を当てた英語学習を行う。また会話文の練習を通じて、「正しい英語」を体得する。
授業の進め方・方法:
テキストを用いた教師単独の講義形式。毎回の授業で(教師・テキストによる)インプット→(学生の)アウトプットによって学習項目の定着を図る。
①テキストで示された疑問点に答える。②問題点はどこにあるのか、正しい英語は何かを考える。③練習問題を行い、学習内容の理解度を確認する。④リスニング・読解等の発展・応用問題にチャレンジする。⑤学習項目を使ったアウトプット(スピーキング、作文等)を行う
注意点:
①必ず予習して授業にのぞむこと(事前に告知あり)。 ②課題の提出期限を厳守すること。 ③ペアワーク・グループワークの場合、全員が役割を分担すること。 ④本科目では、60点以上の評価で単位を認定する。評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められた者にあっては、その評価を60点とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、Unit 1 和製英語vs英語 テキスト・授業内容・課題の説明 正しい英語(単語)を覚える
2週 Unit 2 身体の名称 身体の名称(単語)を覚える。病状を表現できるようにする
3週 Unit 3 印象に関する表現 現在分詞と過去分詞の使い分けを理解する
4週 復習1 Unit 1-3の内容を復習し、会話文を練習する
5週 Unit 4 類義語の使い分け① 類義語(動詞)の意味の違いを理解する
6週 Unit 5 類義語の使い分け② 類義語(動詞、名詞)の意味の違いを理解する
7週 Unit 7 基本動詞の使い方 基本動詞を使った決まり文句を覚える
8週 復習2 Unit 4-5、7の内容を復習し、会話文を練習する
2ndQ
9週 Unit 8 否定語・否定表現の使い方 否定文の語順を確認する
10週 Unit 9 同意表現 様々な同意表現を学ぶ
11週 Unit 10 存在・状態を表す表現 主語を中心とした英文の違いを理解する
12週 復習3 Unit 8-10の内容を復習し、会話文を練習する
13週 Unit 11 受動態vs能動態 受動態の形・使い方を確認する
14週 Unit 13 疑問文 様々な疑問文の意味・答え方を確認する
15週 期末試験 前期の授業内容を中心とした試験
16週 復習4 成績評価・確認及び前期の授業内容の総復習

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合501000040100
基礎的能力501000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000