概要:
この科目は”企業”で航海士として国際航海に従事する船舶を運航していた教員が、その経験を活かし、”海上輸送”について”講義”形式で授業を行うものである。物流の基礎的な概念を知る。国際物流に係る輸送・荷役・保管などの機能について学ぶ。
授業の進め方・方法:
注意点:
①国際海上物流に興味を持てるように努力する。
②学生とのコミュニケーションに努める。
③理解度を確認しながらすすめる努力をする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 商船系分野(航海) | 載貨 | 復原性と船の安全性の関係について説明できる。 | 4 | |
船の重心、浮心、傾心等の専門用語の意味を説明できる。 | 4 | |
貨物の移動・積み降ろしによる重心移動について、その移動距離を計算により求めることができる。 | 4 | |
重心、浮心、傾心それぞれの位置関係から、船体の安定・不安定を評価できる。 | 4 | |
復原力について、包括的に説明できる。 | 4 | |
喫水標から船の喫水を測読する方法を説明できる。 | 4 | |
測読した喫水について、各種修正方法を説明できる。 | 4 | |
液体の比重差により喫水が変化することを説明できる。 | 4 | |
Dead Weight Scaleを用いて必要な値を求める方法を説明できる。 | 4 | |
貨物の移動・積み降ろしによるトリム及び喫水の変化について計算できる。 | 4 | |
船舶の載貨能力、貨物の種類について説明できる。 | 4 | |
燃焼の三要素について説明できる。 | 4 | |
引火点、発火点、爆発限界などの用語について説明できる。 | 4 | |
危険物を輸送する際に取られる様々な安全対策について説明できる。 | 4 | |
貨物を管理する上での様々な危険項目について説明できる。 | 4 | |