海法特論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 海法特論
科目番号 0204 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 「海商法」中村眞澄・箱井崇史著 成文堂
担当教員 西井 典子

到達目標

海上運送人の履行補助者である船長および船員に必要な権利及び義務を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1法律を読み解き、内容及び解釈を理解し説明できる。法律を読み解き、内容を理解し説明できる。法律を読み解き、内容を理解できない。
評価項目2海上運送に伴う義務と責任を説明できる。海上運送に伴う義務と責任を説明できる。海上運送に伴う義務と責任を説明でない。
評価項目3海商法の内容を十分理解し、説明できる。海商法の内容を理解し、説明できる。海商法の内容を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学習目標(授業の狙い)
海商法は、海上の危険を回避し克服するために、人類が発明した法である。”人はどのようにして、海上の危険を克服してきたのか?”
この問いの一つの答えを知るために、海商法の法的なものの考え方と知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
教員単独による講義を実施する。
注意点:
定期試験(約70%)と課題・小テスト等(約30%)により総合的に評価する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス、総論 制定経緯、法の役割と位置づけ
2週 海商法 国際条約との関係、海商法の意義、独自性、適用範囲
3週 組織-1 海商企業組織
4週 組織-2 海商企業組織
5週 船主責任制限-1 船舶所有者の責任の制限に関する法律
6週 船主責任制限-2 船主責任制限の判例
7週 船主責任制限-3 船主責任と第三者保護
8週 船長-1 船長の私法上の権利
2ndQ
9週 船長-2 船長の私法上の義務
10週 海上運送人-1 海上運送人の義務
11週 海上運送人-2 海上運送人の義務
12週 書類 船荷証券
13週 海損-1 共同海損、ヨーク・アントワープ規則
14週 海損-2 共同海損の清算
15週 期末試験 授業内容の理解度を測る試験を行う。
16週 答案返却、解説、評価確認、授業アンケート 答案返却、解説、評価確認、授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力3500001045
専門的能力3500001045
分野横断的能力000001010