蒸気原動機工学Ⅲ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 蒸気原動機工学Ⅲ
科目番号 0207 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 商船学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 舶用ガスタービンと蒸気タービン Maido Saarlas著,見上訳,盛山堂
担当教員 見上 博

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 4学年時の蒸気原動機工学を基礎としてより専門的かつ実務的な部分を解説する。
授業の進め方・方法:
筆記試験,小テスト,課題を課す.配分は試験70%,小テストと課題が30%,総合評価60%以上が認定
注意点:
【履修上の注意等】 1 機関に関する科目(その一)
【備考】 一 出力装置
作動原理
(1)出力装置(蒸気タービン,ガスタービン,ボイラ及びこれらの付属装置を含む.)の全体の構成及び作動
(2)出力装置(蒸気タービン,ガスタービン,ボイラ及びこれらの付属装置を含む.)の各構成部の形状,材質及び作動
(9)蒸気タービンのノズル及び翼における蒸気の作用及びグランド蒸気の作用
(10)各種ボイラの特徴及び比較
(11)ボイラ水の性状
(12)ボイラの性能(蒸発率及びボイラ効率)
(13)ボイラにおける燃料の燃焼
運転及び保守
(1)出力装置(蒸気タービン,ガスタービン,ボイラ及びこれらの付属装置を含む.)の運転準備,試運転,操縦,出力調整,運転中の作業,運転中の注意及び運転停止
(2)ボイラの点火,気醸,送気,給水,使用中の作業,使用中の注意及び休止
(3)出力装置(蒸気タービン,ガスタービン,ボイラ及びこれらの付属装置を含む.)の開放,清掃,検査,計測,試験,修理,調整及び復旧
(4)ボイラの給水,ボイラ水の処理及びボイラ清浄剤の使用法
(5)ボイラ付属装置の使用法

故障の探知,故障箇所の発見及び損傷の防止
出力装置(蒸気タービン,ガスタービン,ボイラ及びこれらの付属装置を含む.)の損傷,腐食その他の故障及び異常現象についての模様,原因,処置及び防止

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1回 ガイダンス舶用蒸気タービンプラントの自動制御1 シラバスの説明ABCシステム(自動ボイラー制御システム)
2週 2回 舶用蒸気タービンプラントの自動制御2 ACCシステム(自動燃焼制御システム)
3週 3回 舶用蒸気タービンプラントの自動制御3 STCシステム(蒸気温度制御システム)
4週 4回 舶用蒸気タービンプラントの自動制御4 バーナーコントロールシステム
5週 5回 蒸気タービンププラント(機関運転1) 舶用主ボイラーの運転
6週 6回 蒸気タービンププラント(機関運転2) 主機タービンの運転
7週 7回 舶用ガスタービン 航空転用ガスタービン,実際の舶用ガスタービン
8週 8回 中間試験 1~7回までの内容について中間試験を実施
4thQ
9週 9回 ガスタービンの改良サイクル1 再生サイクルとその効率
10週 10回 ガスタービンの改良サイクル2 再熱サイクルとその効率
11週 11回 ガスタービンの改良サイクル3 中間冷却サイクルとその効率
12週 12回 ガスタービンの応用1 船舶用ガスタービンの搭載形式
13週 13回 ガスタービンの応用2 ガスタービンの運転について
14週 14回 機関実務 タービン船における機関実務
15週 15回 成績評価・確認 期末試験の成績確認,授業評価アンケートの実施
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000