到達目標
機関コース卒業生の就職分野において、最小限必要で実務的な商船学科航海コースの専門科目の概要を理解する。内容は、海運業の概要、船体主要目、船体構造、船舶設備、載荷、操船、船橋当直、入出渠・船体保存手入れ、海上保険、傭船契約、ISMコード、海上交通ルールおよび船位論である。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価基準1 | 航海士の業務を十分理解している。 | 航海士の業務を概ね理解している。 | 航海士の業務を理解していない。 |
評価委準2 | 船舶運航の仕組みを十分理解している。 | 船舶運航の仕組みを概ね理解している。 | 船舶運航の仕組みを
理解していない。 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
海運業の概要、船体主要目、船体構造、船舶設備、載荷、操船、船橋当直、入出渠・船体保存手入れ、海上保険、傭船契約、ISMコード、海上交通ルールおよび船位論 について講義を行う。
授業の進め方・方法:
教科書および配布資料を中心に適宜、演習および実船を用いながら授業を進める。
注意点:
出来るだけ質疑・応答を取り理解度を確認しながら講義を進めるように努める。評価が60点に満たない者は,願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果,単位の修得が認められた者にあっては,その評価を60点とする。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
船体要目概要 |
船の歴史と海運の役割
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2週 |
船体構造概要 |
1)船の種類 (2)船の構造 主要寸法(長さ、幅、深さ)、喫水マーク及び満載喫水マーク、トン数,船級協会等構造様式、船首構造、船尾構造、倉内構造等
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3週 |
船舶設備概要 |
(1)船の設備 操舵設備、錨及び錨鎖、荷役設備、救命設備等
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4週 |
船体保存手入れの概要 |
入渠・出渠、船舶検査、船体保存手入れ等
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5週 |
操船概要 |
係留施設(岸壁、ブイ係留等)の種類、係留方法等
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6週 |
船橋当直概要 |
航海当直、停泊当直(主な保安業務内容、荷役当直)に関する事項
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
海上保険概要 |
海上保険の意義と定義、種類(船舶保険、PI保険)等
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2ndQ |
9週 |
傭船契約概要 |
用船契約の種類、定期船の運送契約等
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10週 |
ISMコード概要 |
制定の経緯、目的、ISO9000シリーズとの関係等 定義、適用、運用等の内容
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11週 |
海上交通ルール概要1 |
海上衝突予防法(適用、基本的な考え方、航法)
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12週 |
海上交通ルール概要2 |
海上衝突予防法(航法、形象物、信号等)
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13週 |
海上交通ルール概要3 |
海上交通安全法 港則法
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14週 |
船位論 |
船位、航程等に関する用語、地文航法等
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
答案返却 解説 授業 アンケートなど |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 60 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 40 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |