到達目標
各補機の概要、構造及び運転基本原理を知り、船舶職員の業務の基礎技術を習得する
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 各補機の概要、構造及び基本原理が十分に理解できる | 各補機の概要及び運転基本原理が説明できる | 各補機の概要、構造及び運転基本原理が説明できない |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
船舶における補助機械は、推進器、主ボイラ、電気機器いがいの大部分の機会の総称である。補助機械は船舶職員として最初に担当する機器なので十分理解できるようにする。本講義では、空調、甲板機械、油圧装置、油清浄機、ボイラなどの基礎を中心に学ぶ。
授業の進め方・方法:
講義及び演習
注意点:
船舶職員法養成施設必要履修科目としての「甲板機械」「舵取り装置」にある、運転、保守、調整方法等に関し履修する。
「評価が60点に満たない者は、願い出により追認試験を受けることができる。追認試験の結果、単位の修得が認められたものにあっては、その評価を60点とする」
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
・ガイダンス ・空気調和装置の概説 |
・シラバスによる講義内容説明 ・空気調和装置の構成機器を理解する
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2週 |
・送風機及び圧縮機① |
・送風機の分類、種類と構造を理解する
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3週 |
・送風機及び圧縮機② |
・圧縮機の分類、種類と構造を理解する
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4週 |
・油圧装置 |
・油圧装置の主要機器とその概要を理解する
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5週 |
・甲板機械 |
・ウインチ、ウインドラスの基本構造を理解する
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6週 |
・舵取り装置① |
・舵取り装置の構成機器を理解する ・舵取り装置と船体運動の関係を理解する
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7週 |
・舵取り装置② |
・舵取り装置の種類とその構成機器を理解する
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8週 |
・補機器の見学 |
・実船における補機器の役割を理解する
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2ndQ |
9週 |
・造水装置とイナートガス装置 ・環境汚染対策機器 |
・造水装置とイナートガス装置の構造を理解する ・油水分離器、汚水処理装置の構造を理解する
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10週 |
・油清浄装置① |
・油清浄装置の構成と構造を理解する
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11週 |
・油清浄装置② |
・油清浄機の保守・運転方法を理解する
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12週 |
・ボイラ① |
・ボイラの種類とその構造を理解する
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13週 |
・ボイラ② |
・ボイラの性能と水管理及び燃焼装置を理解する
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14週 |
・ボイラ③ |
・ボイラの保守及び自動制御機器を理解する
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15週 |
期末試験 |
期末試験
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16週 |
期末試験の解答 |
答案の返却と試験問題の解説
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 5 | 0 | 5 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |