計測・制御

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 計測・制御
科目番号 0009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 石田 文彦

到達目標

1. 信号の種別とフーリエ解析について理解する.
2. 連続時間システムの取扱について理解する.
3. サンプリング定理について理解する.
4. 離散時間信号のフーリエ解析について理解する.
5. 離散時間システムについて理解する.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1信号の種別とフーリエ変換について理解し,詳細な計算ができる.信号の種別とフーリエ変換について理解し,標準的な計算ができる.信号の種別とフーリエ変換に関する標準的な計算ができない.
評価項目2連続時間システムの取扱を理解し,入出力を詳細に計算できる.連続時間システムの取扱を理解し,標準的な入出力を計算できる.連続時間システムに関する標準的な入出力を計算できない.
評価項目3サンプリング定理を理解し,ナイキスト周波数や標本信号の詳細な計算ができる.サンプリング定理を理解し,ナイキスト周波数の計算ができる.サンプリング定理に関する標準的な計算ができない.
評価項目4離散フーリエ変換について理解し,詳細な計算ができる.離散フーリエ変換について理解し,標準的な計算ができる.離散フーリエ変換に関する標準的な計算ができない.
評価項目5離散時間システムの取扱を理解し,入出力を詳細に計算できる.離散時間システムの取扱を理解し,標準的な入出力を計算できる.離散時間システムに関する標準的な入出力を計算できない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-2 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(2) 説明 閉じる
JABEE 2.1(1) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
システムの計測や制御において,各種信号情報処理はコンピュータを用いたディジタル信号処理により行われる.本講義では,計測や制御の基礎として,応用数学等の知識を基に信号処理の基礎を理解することを目的とする.
授業の進め方・方法:
講義,演習
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 信号の分類と処理 信号の分類と処理について理解する.
2週 周期信号とフーリエ級数展開 周期信号とフーリエ級数展開について理解する.
3週 非周期信号とフーリエ変換 非周期信号とフーリエ変換について理解する.
4週 連続時間システム(1) 連続時間システムについて理解する.
5週 連続時間システム(2) 連続時間システムの計算を実践する.
6週 ラプラス変換 ラプラス変換について理解する.
7週 サンプリング定理 サンプリング定理について理解する.
8週 総合演習(1)
2ndQ
9週 離散時間信号と離散フーリエ変換(1) 離散時間信号と離散フーリエ変換について理解する.
10週 離散時間信号と離散フーリエ変換(2) 離散時間信号と離散フーリエ変換の計算を実践する.
11週 離散時間システム 離散時間システムについて理解する.
12週 z変換 z変換について理解する.
13週 ディジタルフィルタ ディジタルフィルタについて理解する.
14週 総合演習(2)
15週 試験
16週 試験の答案返却,解説,アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力5020000070
専門的能力2010000030
分野横断的能力0000000