概要:
出身学科の異なる数名の学生がチームを構成し,担当者(教員)とディスカッションする課程で問題を認識し,ゴールを設定した上で,自分たちがこれまで学んできた専門知識を活用して,その解決を目指す.
具体的なテーマは,学生チームで異なり,必ずしも具体的なモノを加工・製作することが目的ではなく,問題を解決する改善提案,あるいは,相手とのディスカッションの中で,必要に応じて新たなゴールを提案し到達を目指す,すなわちエンジニアリングデザイン能力を身につけることを目的とする.
担当教員は,各チームあるいは個々の学生のアクティブラーニングをアシストするサポート役に徹するが,学生の自主性にすべてを委ねるのではなく,必要に応じて軌道修正を行う等,PBL的な手法を用いて,学生にエンジニアリングデザイン能力が身につくようにする.
この科目は,企業で空調システムの開発を行っていた教員が,市場調査,問題抽出,システムの提案,評価等について問題解決(課題解決)形式の実習授業を行うものである。
この科目は、航空自衛隊航空医学実験隊で研究職技官として勤務していた教員が、計画立案、分担調整、異分野協同等について問題解決(課題解決)形式の実習授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
担当教員は,各チームあるいは個々の学生のアクティブラーニングをアシストするサポート役となり、授業を進める。
授業外学習について:授業の前後に、授業内容の準備を行うこと。
注意点:
膨大な工学の知識の丸暗記に終始するのではなく,基礎工学および応用技術に関する学習方法として,また将来技術者として日進月歩の科学技術を学ぶ姿勢として非常に重要な方法です。このことを十分に理解して,積極的に取り組むこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
分野横断的能力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 総合的な学習経験と創造的思考力 | 工学的な課題を論理的・合理的な方法で明確化できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
公衆の健康、安全、文化、社会、環境への影響などの多様な観点から課題解決のために配慮すべきことを認識している。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |