材料機能システム論

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 材料機能システム論
科目番号 0029 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 固体化学の基礎 Sandra E. Dann (著), 田中 勝久 (翻訳)
担当教員 喜多 正雄

到達目標

①無機材料の代表的な特性,用途,結晶構造について説明できる.
②無機材料の製造プロセスについて説明できる.
③無機材料の評価・分析方法について説明できる.
④講義で扱った無機材料の応用例について,理解し,必要な物性や機能発現の機構を説明することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
無機材料の代表的な特性,用途について詳しく説明できる無機材料の代表的な特性,用途について説明できる無機材料の代表的な特性,用途について説明できない
無機材料の製造プロセスについて詳しく説明できる無機材料の製造プロセスについて説明できる無機材料の製造プロセスについて説明できない
無機材料の評価・分析方法について詳しく説明できる無機材料の評価・分析方法について説明できる無機材料の評価・分析方法について説明できない
講義で扱った無機材料の応用例について,理解し,必要な物性や機能発現の機構について詳しく説明できる講義で扱った無機材料の応用例について,理解し,必要な物性や機能発現の機構について説明できる講義で扱った無機材料の応用例について,理解し,必要な物性や機能発現の機構について説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-6 説明 閉じる
JABEE 1(2)(d)(1) 説明 閉じる
JABEE 1(2)(e) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
無機材料について,化学,物理化学等の基礎事項を講義により復習するとともに,無機材料を機能させる物性,結晶構造等を概観し,理解を深めることを目標とする.
授業の進め方・方法:
座学に演習を加えながら授業を進める.
事前に行う準備学習:講義の復習および予習を行ってから授業に臨むこと.
注意点:
学修単位のため、60時間相当の授業外学習が必要である。
授業外学習・事前:授業内容を予習しておく。
授業外学習・事後:授業内容に関する課題を解く。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 固体の構造 化学結合について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
2週 固体の構造 さまざまな化合物の結晶構造について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
3週 固体状態のエネルギー論 イオン結合モデルについて説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
4週 固体状態のエネルギー論 結合エンタルピーについて説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
5週 固体の特性解析 X線回折について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
6週 固体の特性解析 電子顕微鏡について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
7週 固体物質の製法 固相反応法について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
8週 固体物質の製法 その他の合成法について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
4thQ
9週 固体の電子物性 固体の電子物性について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
10週 固体の電子物性 固体の電子物性について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
11週 非化学量論から見た固体 欠陥の種類について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
12週 非化学量論から見た固体 ドーピングについて説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
13週 トピックスから見た固体物質入門 超伝導材料について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
14週 トピックスから見た固体物質入門 燃料電池について説明できる
授業外学習・事前:授業で扱うテーマを参照し、予習
したことをノートにまとめること
授業外学習・事後:授業内容の復習および授業内容に
関する課題を解くこと
15週 まとめとアンケート
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合01000000100
基礎的能力0000000
専門的能力01000000100
分野横断的能力0000000