到達目標
①水力発電のしくみ・特徴を理解する。
②水車・発電機の種類と特徴および選定計算を理解する。
③火力発電の環境対策やガスタービン・コンバインドサイクル発電の特徴を理解する。
④原子力発電の安全防護設備や燃料再処理について理解する。
⑤新エネルギーの概要と特徴を理解する。
⑥変電設備の構成機器の特徴を理解する。
⑦変圧器の並行運転や系統の短絡容量計算を理解する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | | | |
評価項目2 | | | |
評価項目3 | | | |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
学習目標(授業のねらい)
電力設備のうち,発電設備と変電設備に関する基礎知識を習得する。各種電気関係の資格取得に必須な科目のひと
つである事から,電力会社や工場・ビル等における発電設備・変電設備の具体的事例を学習すると共に,新しい技術の
動向についても理解する。
授業の進め方・方法:
講義および演習
注意点:
エネルギー論を理解するには,発電設備・変電設備を具体的にイメージすることが
重要である。
授業計画は,学生の理解度に応じて変更する場合がある。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
発変電の概要 |
発変電の概要,各種発電方式の比較と組合せ
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2週 |
水力発電(1) |
水力発電所の分類,水力学 水力発電開発計画,調整池・貯水池運用計算
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3週 |
水力発電(2) |
水力土木設備の概要,水車の種類と特性 水車付属装置の概要
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4週 |
水車発電(3) |
水車発電機の分類と電気設備の概要 揚水発電所の概要 水力発電所の自動化と運転・保守
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5週 |
汽力発電(1) |
火力発電所の分類,熱力学 ボイラの種類と付属設備の概要
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6週 |
汽力発電(2) |
蒸気タービンの種類と付属設備の概要 タービン発電機の形式と電気設備の概要
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7週 |
汽力発電(3) |
汽力発電開発計画,熱効率計算 汽力発電所の環境対策,保安・保護装置
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8週 |
汽力発電(4) |
汽力発電所の自動化と運転・保守 コンバインドサイクル発電・ガスタービン発電の概要
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2ndQ |
9週 |
原子力発電(1) |
原子力発電の仕組みと核反応 原子力発電の炉形式とタービン・発電機の概要
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10週 |
原子力発電(2) |
原子燃料の再処理と原子燃料サイクル 原子力発電の安全,保安および保護装置 原子力発電所の運転・保守
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11週 |
新しい発電 |
新しい発電の概要と分散系電源
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12週 |
変電(1) |
変電所の分類,変電所の設備構成と機器概要 変圧器の概要とその運用
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13週 |
変電(2) |
変電所開閉設備の概要と短絡容量軽減対策 短絡電流計算,母線・変成器・避雷装置の概要
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14週 |
変電(3) |
調相設備の概要と電圧・力率改善計算 変電所の監視制御方式と保護継電方式 変電所の設計・試験と運転・保守
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
期末試験答案返却および解答解説アンケート |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |