生物工学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 生物工学
科目番号 0044 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 篠﨑 由紀子

到達目標

1:微生物細胞の構造と機能について説明できる
2:遺伝子の構造と機能について説明できる
3:遺伝子操作法の概要と工業的な応用例について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1微生物細胞の構造と機能・工業的な利用について説明できる微生物細胞の構造と機能について説明できる微生物細胞の構造と機能について説明できない
評価項目2遺伝子の構造と機能について説明できる遺伝子の構造と機能について資料を参照しながら説明できる遺伝子の構造と機能について説明できない
評価項目3遺伝子操作法の概要と工業的な応用例について説明できる遺伝子操作法の概要について説明できる遺伝子操作法の概要について説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生物の機能を理解し、現在社会において生物機能の利用が広く行われている現状を学習する。
授業の進め方・方法:
講義と実験・期末試験100%
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 生物工学とは 生物工学とはどのような分野か説明できる
2週 生物工学の歴史 微生物の発見から、現在の応用例まで概要を説明できる
3週 細胞の構造 細胞と細胞小器官の構造と働きについて説明できる
4週 微生物の分類 微生物の分類法について概要を説明できる
5週 細胞膜 細胞膜と浸透圧、能動輸送について説明できる
6週 細胞の増殖 生物細胞の増殖に必要な栄養素について
7週 酵母の菌数を数える 培養液中の酵母の数を数え(顕微鏡観察)、菌体濃度を計算できる。
8週 DNAの抽出実験 細胞からのDNA抽出の原理を説明できる。
4thQ
9週 遺伝子の構造と機能(1) 染色体の構造。真核生物と原核生物の違いを説明できる
10週 遺伝子の構造と機能(2) DNA・RNAの構造について説明できる
11週 遺伝子の構造と機能(3) DNAの複製・転写・翻訳ついて説明できる
12週 アミノ酸とタンパク質 タンパク質の1次~4次構造について説明できる
13週 遺伝子操作方法(1) 遺伝子組換え技術の概要について説明できる
14週 遺伝子操作方法(2) 工業的な応用例について説明できる
15週 総合学習 期末試験の解説とアンケート
16週 期末試験 実施

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000