英語コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語コミュニケーションⅠ
科目番号 0079 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 エコデザイン工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 理工系のための英作文実践講義 (オーム社)、 BASIC800で書ける理系英文(サイエンスアイ新書)
担当教員 青山 晶子

到達目標

和文の真意をくみ取り、そのメッセージを表現するために最も適切な英文表現を選択して、3Cs(Correst, Clear, Concise)を満たす英文で表現できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 和文の真意をくみ取る曖昧で冗長な表現を含む和文の真意をくみ取り、英文の構造を意識した和文に直すことができる。曖昧で冗長な表現を含む和文の真意をほぼくみ取り、英文の構造を意識した和文に直すことができる。曖昧で冗長な表現を含む和文の真意をくみ取ることができず、英文の構造を意識した和文に直すことができない。
評価項目2 必要な単語の選択和文のメッセージを伝えるために必要な英単語を正しく選択することができる。和文のメッセージを伝えるために必要なほぼ正しい英単語を選択することができる。和文のメッセージを伝えるために必要な英単語を正しく選択できない。
評価項目3 適切な構文の選択和文のメッセージを表現するために適切な構文を選択し、英訳できる。和文のメッセージを表現するためにほぼ適切な構文を選択し、英訳できる。和文のメッセージを表現するために適切な構文を選択できない。
評価項目4 ツールを用いた検討自分の作成した英文を、各種ツールを用いて検討し、より良い英文を作成することができる。自分の作成した英文を、各種ツールを用いて検討することができる。自分の作成した英文を、各種ツールを用いて検討することができない。
評価項目5 3Cs(Correst, Clear, Concise)を満たす英文表現 3Cを満たしているかどうか自分で評価できる。3Cのうち2つを満たしているかどうかを自分で評価できる。3Cを満たしているかどうか自分で評価できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
技術英文の特色を学び、自分の研究内容を英語論文にするための準備となる授業です。
毎回、技術英文の特徴を学び、演習を行います。
授業の進め方・方法:
講義と演習
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 第1章オリエンテーション:技術英文の特徴(3Cs) 技術英文の特徴(3Cs)が理解できる。
2週 第3章1.主語の決め方 英訳する際の適切な主語を決めることができる。
3週 第3章2.訳語選択の方法(能動態と受動態) 適切な態を使って英訳できる。
4週 第3章3.定冠詞、不定冠詞、無冠詞の使い分け 定冠詞、不定冠詞、無冠詞の持つ意味や働きを理解し、使い分けることができる。
5週 第3章4.前置詞の選び方 技術英文に独特な前置詞の使い方を理解し、正しく使うことができる。
6週 第3章5.係り受け関係の正確な把握 いわゆる「悪文」と言われる和文を正しく分析し修飾関係を理解した上で英訳できる。
7週 第3章6.全否定と部分否定の区別 全否定と部分否定を区別して正しい英文が書ける。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 答案返却と解説
10週 第3章7.冗長表現の簡略化 いわゆる「悪文」と呼ばれる曖昧で冗長な表現を含む和文から必要な情報を抽出し、簡略化したのち正しく英訳できる。
11週 第3章8.和製英語を避ける 構造は正しいが意味が通らない「和製英語」を避けるための注意点をまなび、どこが正しくないのか指摘できる。
12週 第3章9.技術英文らしい表現方法 技術英文らしいモノを主語にした能動態での表現方法を学び、日本語と対応させることができる。
13週 第3章10.力強いS+V+0構文を使って表現する 技術英文らしいモノを主語にした能動態での表現方法を学び、日本語と対応させることができる。
14週 第3章11.読み手に対して具体的な情報を提示する方法 具体的な情報を提示する表現方法で英文を書くことができる。
15週 期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力80000200100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000