計測制御システム工学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 計測制御システム工学
科目番号 0005 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 水本 巌

到達目標

計測用電子回路の設計製作が出来るように、電子回路および電気回路の基礎から学び計測システムを構築できるように学習する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電子素子の内部パラメーターを理解する。電子素子の内部パラメーターでシミュレーションできる。電子素子の内部パラメーターを説明できる。電子素子の内部パラメーターが説明できない。
評価項目2オペアンプをディスクリート素子で構成できる。オペアンプをディスクリート素子で構成できる。オペアンプの動作原理を説明できる。オペアンプの動作を説明できない。
評価項目3 計測システムの設計製作ができるようになる。計測システムの設計製作ができる。計測システムの機能が説明できる。計測システムの機能を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー B-2 説明 閉じる
JABEE B2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
トランジスタ・FETのシミュレーションパラメーターで増幅回路を設定シミュレーションする。オペアンプをディスクリート素子で構成して、オペアンプの設計パラメーターを決める。オペアンプを用いて位相敏感増幅器を構成する。
授業の進め方・方法:
実験実習と回路計算、シミュレーションを混ぜながら講義を展開する。レポートの作成および実験は学習課題となります。
注意点:
レポートは必ず提出すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・電子回路の内部パラメーター hパラメーターを理解する
2週 各種バイアス回路の基礎 各種バイアス回路の基礎
3週 各種バイアス回路の演習 各種バイアス回路の基礎
4週 電流帰還増幅回路の設計 電流帰還増幅回路の設計
5週 電流帰還増幅回路の製作およびレポート 電流帰還増幅回路の製作
6週 電流帰還増幅回路のシミュレーション 電流帰還増幅回路のシミュレーション
7週 差動増幅回路 差動増幅回路を理解する
8週 オペアンプ回路の基礎1 オペアンプ回路の基礎1
2ndQ
9週 オペアンプ回路の基礎2 オペアンプ回路の基礎2
10週 オペアンプ増幅回路の設計 オペアンプ回路の設計
11週 オペアンプ増幅回路の動作確認およびレポート オペアンプ回路のシミュレーション
12週 位相敏感増幅器の設計 シミュレーションを行い動作を確認する
13週 位相敏感増幅器の製作 位相敏感増幅器の製作
14週 位相敏感増幅器を用いた測定おおよびレポート 位相敏感増幅器を用いた測定
15週 試験
16週 試験解答とまとめ まとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000