地域産業学

科目基礎情報

学校 富山高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 地域産業学
科目番号 0012 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 制御情報システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 専攻科教員 ,ソリューションセンター教員

到達目標

1. 富山県内の産業構造および分野ごとの特徴を説明できる。
2. 地域産業について,専攻する専門的な視点で説明できる。
3. 地域産業と技術者または企業人としての関わりを理解し,自分の意見を述べることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1富山県内の産業構造及び分野ごとの特徴を8割程度理解し説明できる.富山県内の産業構造及び分野ごとの特徴を6割程度理解し説明できる.富山県内の産業構造及び分野ごとの特徴を6割程度理解したうえで説明できない.

学科の到達目標項目との関係

ディプロマポリシー A-2 説明 閉じる
JABEE A2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
 富山県内のものづくりに関連した企業技術者から,産業と地域の関わりとその技術について学び,各自の専攻に関連した視点から地域産業の構造を考え,分析する。専門技術と産業の位置づけを深く考える機会とし,就職や進学などの進路やキャリアデザインに役立てる。
この科目は、富山県機電工業会に所属する企業の実務者が講師となり、富山県内の産業に関して実務に基づく講義と工場見学を行うものである。
授業の進め方・方法:
富山県機電工業会に所属する企業から講師を招き講演を頂く.講義はオムニバス形式とし,3回程度のレポート提出と1回程度の工場見学を実施する.
注意点:
日常的に新聞を読むなど社会ニュースに触れ,時事的な事柄に関心を持つように心がけること.
地域産業について学習内容と分析をまとめたレポートを提出し,その論述内容を中心に成績評価を行う。
単位認定には、60点以上の評定が必要である。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 富山県の産業の概要:富山県の産業について概説する 富山県の産業の特徴について理解することが出来る
2週 アルミ産業概論(1):富山県のアルミ産業について概説する. 富山県のアルミ産業の特徴について理解することが出来る
3週 アルミ産業概論(2):富山県のアルミ産業について概説する. 富山県のアルミ産業の特徴について理解することが出来る
4週 工作機械概論:富山県の工作機械業について概説する 富山県の工作機械業界の特徴について理解することが出来る
5週 アルミ産業・工作機械まとめ:これまでの学習内容についてグループワークで業界を調査しまとめる 富山県のアルミ産業・工作機械業界の特徴について理解し,説明することが出来る
6週 電子部品概論(1):富山県の電子部品産業について概説する 富山県の電子部品産業の特徴について理解することが出来る
7週 電子部品概論(2):富山県の電子部品産業について概説する 富山県の電子部品産業の特徴について理解することが出来る
8週 情報産業概論(1):県内企業における実地調査
4thQ
9週 情報産業概論(2):県内企業における実地調査
10週 情報産業概論(3):富山県の情報産業について概説する 富山県の情報産業の特徴について理解することが出来る
11週 情報産業概論(4):富山県の情報産業について概説する 富山県の情報産業の特徴について理解することが出来る
12週 金型概論(1):富山県の金型業界について概説する 富山県の金型業界の特徴について理解することが出来る
13週 金型概論(2):富山県の金型業界について概説する 富山県の金型業界の特徴について理解することが出来る
14週 電子部品・情報産業・金型業界まとめ:これまで学習した内容についてグループワークで業界を調査しまとめる 富山県の電子部品・情報産業・金型業界の特徴について理解し,説明することが出来る
15週 まとめ
16週 成績確認,授業評価アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
評価100100